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神戸が2戦連続完封勝利!!鹿島は7年ぶり4連敗でCSへ…

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[11.3 J1第2ステージ第17節 鹿島0-1神戸 カシマ]

 J1第2ステージの第17節が3日に各地で行われた。第1ステージ覇者の鹿島アントラーズはホームでヴィッセル神戸と対戦し、0-1で敗れた。実に7年ぶりの4連敗となったものの、年間順位は3位と変わらず。11月23日に行われるチャンピオンシップの準決勝では第1ステージ覇者として、年間2位の川崎フロンターレと戦う。勝利した神戸は2連勝。第2ステージ2位で終えることになった。

 互いにシステムは4-4-2を採用。鹿島はMF杉本太郎が左SHで10戦ぶりに先発起用された。対する神戸は今季18得点を挙げているFWレアンドロが出場停止から戻ってきて、先発した。

 前半は鹿島がチャンスを多く作るも、ゴールネットは揺らせない。前半17分に、FW鈴木優磨のパスを受けたMF遠藤康がPA内へスルーパス。抜け出た杉本がシュートを狙うがGKに止められる。同30分にはFW金崎夢生のパスに抜けたDFファン・ソッコがPA左からシュートを放つ。枠を捉えたが、またも守護神のキム・スンギュに止められた。

 対する神戸は前半10分にDF橋本和のパスにレアンドロが反応。GK曽ヶ端準と1対1を迎えたが、決めきれず。鹿島の攻撃をしのぎつつ、CKやサイドからのロングスローで好機を演出しようとするも、シュートで終われない。0-0で前半を折り返した。

 後半立ち上がりには鹿島が連続してチャンスを迎える。後半4分、DF植田直通からのロングボール。PA正面で受けた金崎がDF岩波拓也と身体を入れ替え、GKを前に倒れこみながらシュートを打つが、ポスト右へ外れていった。同9分には遠藤の横パスからDF昌子源が右足で強烈なミドルシュート。PA手前からの一撃は惜しくもクロスバーを叩いた。

 耐える時間の続いていた神戸だが、後半11分にワンチャンスをものにした。左サイドをドリブルで上がった橋本からFWペドロ・ジュニオールを経由し、PA正面のレアンドロがPA左へ浮き球を送る。詰めていた橋本の右足シュートは曽ヶ端に止められたが、こぼれを拾ったのはペドロ・ジュニオール。ゴール前左、左足でのトラップでGKをかわして前進すると、最後は右足で決めた。

 追いつきたい鹿島は金崎を中心に攻め込むが1点が遠い。後半21分には杉本に代わり、DF伊東幸敏を送る。伊藤が右SBに入り、西大伍が杉本のいた左SHの位置へ入った。後半27分には、PA正面から仕掛けたファン・ソッコの横パスがPA内へ詰めていた西の足元へ。DF二枚をかわし、シュートを放つがGKの好セーブに阻まれる。

 対する神戸は後半27分に最初の交代。MF藤田直之に代わり、MF松下佳貴を投入する。同38分にはレアンドロに代わって、MF中坂勇哉を入れた。その後もスコアは動かない。鹿島は同38分に直前に流血していたMF小笠原満男に代わり、MFファブリシオを入れた。その後はスコアは動かず。神戸が1-0で勝利した。

 なお、この日の試合で不発に終わった神戸のレアンドロだが、別会場で得点を挙げたサンフレッチェ広島ピーター・ウタカとともに、今季19得点で得点王に輝いた。

●[J1]第2ステージ第17節 スコア速報

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