beacon

FC東京は4連勝で9位フィニッシュ!大宮は11戦ぶり黒星で年間5位

このエントリーをはてなブックマークに追加
[11.3 J1第2ステージ第17節 大宮0-1FC東京 NACK]

 J1第2ステージの第17節が3日に各地で行われた。FC東京は敵地で大宮アルディージャに1-0で勝利し、10位から9位へ浮上。4連勝を飾り、年間順位を一桁でフィニッシュした。大宮は7月30日の神戸戦(0-1)以来、実に11戦ぶりの黒星。年間5位で終えた。

 開始6分、チャンスを迎えたのは大宮だった。左サイドで受けたMF泉澤仁がドリブルで独走。自らシュートまで持ち込むがGK秋元陽太に弾かれる。その後はFC東京の時間帯へ、MF中島翔哉を中心に果敢に仕掛けていく。

 すると前半23分、MF水沼宏太の右クロスをDF奥井諒がヘディングでクリア。このプレーでFC東京は左CKを獲得した。水沼が蹴りこんだボール。ニアサイドのDF橋本拳人が頭で合わせ、逆サイドネットへ突き刺した。FC東京が1-0と先制に成功する。

 追いつきたい大宮は後半35分過ぎに立て続けにセットプレーを得るも、ゴールネットは揺らせない。いずれも相手にクリアされ、シュートで終わることができなかった。スコアはそのまま前半を折り返す。

 後半3分、大宮はPA左のMF家長昭博が入れたクロスにMF横谷繁が頭で合わせるも枠外。直後にはFWドラガン・ムルジャが裏へ抜け出そうとしたが、オフサイドの判定。1点が遠い。必死に攻め込むがFC東京のブロックを崩しきることができない。

 後半42分には途中出場したMF岩上祐三の右クロスから同じく途中出場のMFマテウスがヘディングシュートを放つも、ポスト左へ外れていった。1点のリードを守るべく、FC東京は耐えきる。4分間のアディショナルタイムでも大宮の得点は生まれず。試合は1-0のまま終了した。

 試合後のインタビューで決勝点を挙げた橋本は「CKから決めるのは初めてなので、すごく嬉しかったですし、チームも4連勝で終えることができてよかったです」と笑顔をみせ、今季2点目が勝利につながったことに安堵の様子。

「最後にチームとしての戦い方がはっきりしてきて、もっともっと試合をやりたいなという気持ちもありますけど、来シーズンへ向けてしっかりと成長していきたいなと思います」と先を見据えた。

●[J1]第2ステージ第17節 スコア速報

TOP