東京ヴェルディは3日、東京ヴェルディユースへ所属するMF渡辺皓太の来季トップ昇格が内定したと発表した。

　既に今年4月に東京Vで特別指定選手として承認されている渡辺は、今季のJ2で9試合に出場済み。この日に行われている山口戦では、5試合連続となる先発出場を果たしている。

　18歳の渡辺は、これまで年代別代表に選出されてきた経歴があるほか、今年7月にはリオ五輪日本代表のトレーニングパートナーにも選ばれた。

　AFC U-19選手権を制し、アジア王者となったU-19日本代表からは落選したものの、「また(代表に)呼ばれるように頑張らないといけないなと思います。世界大会でまた呼ばれたい」と先を見据えている。

　なお、東京Vは下部組織のユースから毎年複数名の選手を昇格させており、昨年はMF林昇吾、MF井上潮音、FW郡大夢の3名が昇格。今季はユースで10番を背負う渡辺が昇格することになった。

　クラブを通じて渡辺は「来シーズンから、プロとして東京ヴェルディでプレーすることが決まり、嬉しく思っています。これまで僕に関わってくれた家族、コーチ、チームメイトには感謝の気持ちしかありません。幼稚園から14年間育ったチームでプロになることが夢だったので、それを叶えることができました。これから東京ヴェルディを代表する選手になれるよう頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。

プロフィールは以下のとおり

●渡辺皓太
(ワタナベ コウタ)
■生年月日
1998年10月18日生まれ(18歳)
■出身地
神奈川県出身
■身長/体重
165cm/62kg
■サッカー歴
F.F ヴィゴーレ→東京Vジュニア→東京Vジュニアユース→東京Vユース
(2016年より2種登録)

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