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「今シーズン最低」と悔やむ原口、代表に向けても「こんなプレーじゃ出られない」

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今季初の途中交代となったFW原口元気

[11.4 ブンデスリーガ第10節 ヘルタ・ベルリン3-0ボルシアMG]

 ブンデスリーガは4日、第10節1日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはホームでボルシアMGと対戦し、3-0で快勝した。チームはFWサロモン・カルーのハットトリックで2試合ぶりの勝ち点3を手にしたが、左サイドハーフで先発した原口は後半26分に交代。今季初の途中交代に「自分は最低でしたね」と、不満を隠さなかった。

 守備では原口も高い位置からプレッシングにいくなど、「プランどおり前から行って、相手に90分いいペースをつくらせなかったと思う。プランがうまくハマった」と手応えもあったが、いい形で攻撃に絡めず、攻守のバランスを取ることに気を配った。

「勝ったことだけが僕にとっては救い」という原口は今後、日本に帰国し、6日から始まる日本代表合宿に合流する。「今日の反省が2、3日は続くんじゃないかなと思うけど、いい意味でポジティブに代表に生かしたい」。W杯アジア最終予選は3戦連発中。11日に親善試合のオマーン戦を戦い、15日に首位サウジアラビアとの大一番を迎える。

「こんなプレーじゃ出られない。しっかり切り替えないといけない。自分がポジションを奪ったとも思っていないし、もう一回、いい感覚を取り戻さないと」。そう代表モードに切り替える原口だが、終わったばかりの試合がやはり悔やみ切れない様子だった。

「消化不良というか最低。今シーズンで最低だし、『最低』と書いてください」と記者陣を笑わせると、「それくらい書かれたほうがもう一回グッとなれるので。笑い事じゃなくて本当に書いちゃってください」と真剣な表情で訴えていた。

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