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本田出ない方が強い現状…ミラン2連勝、ライバルのスソが1G1A

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ミランはスソの1G1Aの活躍で2連勝を飾った

[11.6 セリエA第12節 パレルモ1-2ミラン]

 セリエAは6日、第12節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地でパレルモと対戦し、2-1で勝利した。ミランは2連勝。次戦、Aマッチデー明けの11月20日の第13節はインテルとのミラノダービーとなる。なお本田はベンチ入りしたものの、2試合連続の出番なしに終わっている。

 本田が出ない方が結果が残っている現状をどう捕らえるべきか。本田の出番がなかったミランは敵地で勝ち点3を積み上げた。前半15分に相手GKのパンチングクリアが中途半端になったところをMFスソが蹴り込み、ミランが先制。

 後半26分にスルーパスに抜け出したFWイリヤ・ネストロフスキにゴールネットを揺らされたミランだが、同37分にはセットプレーからスソがゴール前にシュート性のボールを蹴り込むと、途中出場のFWジャンルカ・ラパドゥーラがヒールキックでコースを変えて流し込み、再び勝ち越しに成功した。

 本田にとっては完全に流れが悪い。右FWのライバルとなるスソが1ゴール1アシストの活躍。それ以外にも惜しいシュートを連発。相手GKの好セーブに阻まれるなどしたが、可能性を示し続けた。さらに決勝点を挙げたラパドゥーラは、3人目の交代選手として投入された選手。交代選手のライバルにも結果を残されてしまった。

 この後日本代表に合流する本田だが、ここ1か月の出場は先発出場したものの結果を残せなかった10月25日のジェノア戦のみ。ミランが第4節以降で敗れたのも、その試合のみだ。本田のコンディション面の不安はまたも取り上げられることになりそうだ。

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