Jリーグは10日、10月の月間ベストゴールを発表した。同月22日に行われたJ1第2ステージ第15節の柏戦(3-2)でサガン鳥栖のMF鎌田大地が前半40分に決めた右足のダイレクトミドルが選出されている。

　10月の月間ベストゴールは、ファン・サポーターによる一般投票と、スポーツ・サッカーメディア関係者からの推薦によりノミネートされた9ゴールから選出された。なお、鎌田の月間ベストゴール受賞は初となる。

　Jリーグ選考委員会は「サイドからボールを受けるとPA内にいた豊田選手とのワンツーによって相手のプレスをいなし、落とされたボールをインサイドキックで丁寧にコースを狙ったパスのようなシュート。一連の動作に鎌田選手ならではのセンスと技術の高さが表れたゴールであった」と、味方との連携も含めてこのゴールを評価した。

　初受賞となった鎌田は「月間ベストゴールに選ばれると思ってなかったので、とても嬉しいです。シュートも難しかったですが、よく打てたかと思います。自分が想像した通りのいいゴールだったと思います。色々なシュートがありますが、力だけではないし、コースを狙うことも大事だと思います」と改めて得点シーンを振り返り、「いつもサポーターの方々が応援してくれているおかげで、私達はいいパフォーマンスが出せるので、これからも応援よろしくお願いします」とファンに感謝を伝えた。



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