3発勝利で全国切符つかむ!中京大MF藤島樹騎也「インカレではベスト4、優勝を」
[11.5 東海学生リーグ1部・第18節 中京大3-1静岡産業大]
第55回東海学生リーグ1部の最終節・第18節が5日に各地で行われた。中京大は既に2位以内を決めている静岡産業大に3-1で勝利。逆転優勝は及ばなかったが、全日本大学選手権(インカレ)へ出場を決めた。
中京大にとっては、3点差以上の勝利で逆転優勝の可能性があった一戦。副将を務めるDF大村海太(3年=藤枝東)が「3-0というのはあまり意識してなくて、とりあえず勝ちたいというのが1番でした」と言えば、MF藤島樹騎也(2年=星稜)は「まず、勝たないとインカレに行けない上に、なおかつ1点ずつ積み重ねて優勝も狙うという難しい状況でしたが、自分が得点をしてゲームを決められればなと思っていました」と試合前の心境を明かす。
試合は前半34分、MF西村仁志(3年=野洲高)のアシストから藤島のゴールで先制に成功。ゴールネットを揺らしたMFは「前期では得点出来ていたんですけど、後期に入って相手のマークもキツくなって点が決められなくなって、シュートを打てる所でもう一つボールを持ち運んだりしていたので、最終節のこの大事な試合は、いつも練習でやっている通りにやろうと意識していたら、気付いたら点を決めてました」と語った。
アシストの西村仁は「藤島選手がドリブルを活かして突破出来ると信頼してパスを出したので、それがゴールに繋がったのは良かった」と振り返る。
前半アディショナルタイム1分には、大村の右クロスからFW水野翔太(3年=東邦高)がヘディングシュートを決めて、2-0と差を広げ、前半を折り返した。迎えた後半18分にはFW岡田匠馬(3年=清水ユース)のシュートをGKがこぼし、拾った西村仁の右足シュートがネットを揺らす。3-0に突き放した。
先制アシストに次いで、自らゴールネットを揺らす活躍みせたのは西村仁。得点の場面については、「『こぼれ球を意識しろ』と練習の時から監督に言われていたので、どこにこぼれて来てもいいように準備していて、結果的に自分の所にこぼれてきたボールを流し込めたのは良かった」と喜んだ。
しかし、逃げ切りたいところだったが、後半29分にMF斉藤要(4年=東海大付属翔洋高)に右足シュートを許し、1点を返される。ラスト約15分では互いに得点は生まれず。3-1で試合は終了。勝利した中京大は全国切符は手に入れたものの、3点差以上の勝利はならずに東海制覇は叶わなかった。
中京大は東海第2代表として、全日本大学選手権大会(インカレ)を戦うことになった。副将の大村は「総理大臣杯で良い結果を残せなかったので、その分インカレでベスト4以上に行けたらなと思います」とコメント。
この日、先制点を挙げた藤島も「今日の試合で決めきれなかったような部分を決めれるように精度を上げていきたいです。総理大臣杯は2回戦で敗退しているので、インカレに向けてもっと団結力を上げてベスト4、優勝を目指して頑張りたいと思います」と視線を先へ向けた。
(文 編集部 / 協力 東海学生サッカー連盟)
第55回東海学生リーグ1部の最終節・第18節が5日に各地で行われた。中京大は既に2位以内を決めている静岡産業大に3-1で勝利。逆転優勝は及ばなかったが、全日本大学選手権(インカレ)へ出場を決めた。
中京大にとっては、3点差以上の勝利で逆転優勝の可能性があった一戦。副将を務めるDF大村海太(3年=藤枝東)が「3-0というのはあまり意識してなくて、とりあえず勝ちたいというのが1番でした」と言えば、MF藤島樹騎也(2年=星稜)は「まず、勝たないとインカレに行けない上に、なおかつ1点ずつ積み重ねて優勝も狙うという難しい状況でしたが、自分が得点をしてゲームを決められればなと思っていました」と試合前の心境を明かす。
試合は前半34分、MF西村仁志(3年=野洲高)のアシストから藤島のゴールで先制に成功。ゴールネットを揺らしたMFは「前期では得点出来ていたんですけど、後期に入って相手のマークもキツくなって点が決められなくなって、シュートを打てる所でもう一つボールを持ち運んだりしていたので、最終節のこの大事な試合は、いつも練習でやっている通りにやろうと意識していたら、気付いたら点を決めてました」と語った。
アシストの西村仁は「藤島選手がドリブルを活かして突破出来ると信頼してパスを出したので、それがゴールに繋がったのは良かった」と振り返る。
前半アディショナルタイム1分には、大村の右クロスからFW水野翔太(3年=東邦高)がヘディングシュートを決めて、2-0と差を広げ、前半を折り返した。迎えた後半18分にはFW岡田匠馬(3年=清水ユース)のシュートをGKがこぼし、拾った西村仁の右足シュートがネットを揺らす。3-0に突き放した。
先制アシストに次いで、自らゴールネットを揺らす活躍みせたのは西村仁。得点の場面については、「『こぼれ球を意識しろ』と練習の時から監督に言われていたので、どこにこぼれて来てもいいように準備していて、結果的に自分の所にこぼれてきたボールを流し込めたのは良かった」と喜んだ。
しかし、逃げ切りたいところだったが、後半29分にMF斉藤要(4年=東海大付属翔洋高)に右足シュートを許し、1点を返される。ラスト約15分では互いに得点は生まれず。3-1で試合は終了。勝利した中京大は全国切符は手に入れたものの、3点差以上の勝利はならずに東海制覇は叶わなかった。
中京大は東海第2代表として、全日本大学選手権大会(インカレ)を戦うことになった。副将の大村は「総理大臣杯で良い結果を残せなかったので、その分インカレでベスト4以上に行けたらなと思います」とコメント。
この日、先制点を挙げた藤島も「今日の試合で決めきれなかったような部分を決めれるように精度を上げていきたいです。総理大臣杯は2回戦で敗退しているので、インカレに向けてもっと団結力を上げてベスト4、優勝を目指して頑張りたいと思います」と視線を先へ向けた。
(文 編集部 / 協力 東海学生サッカー連盟)