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先発7人がロンドン世代、山口蛍「試合前にロンドン組が多いと…」

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FW大迫勇也の得点をMF山口蛍らロンドン五輪世代の選手で祝福する

[11.11 キリンチャレンジ杯 日本4-0オマーン カシマ]

 ロンドン五輪メンバーのDF酒井宏樹、DF酒井高徳、MF山口蛍、MF清武弘嗣、FW齋藤学に、ロンドン五輪予選に出場したFW大迫勇也、同代表招集歴のあるDF丸山祐市。オマーン戦では先発11人中7人が1989年から1992年生まれのロンドン五輪世代となり、フレッシュな顔触れでの試合となった。

 途中出場のFW原口元気、MF小林祐希もロンドン五輪世代。さらに若いリオデジャネイロ五輪世代のFW浅野琢磨、FW久保裕也も途中出場を飾った。

「試合前にロンドン組が多いと分かったので、自分の中でしっかりやりたいなという気持ちがあった」。ボランチとして獅子奮迅の働きを見せた山口はそう言った。

 ザックジャパンの一員として臨んだ14年ブラジルW杯。1分2敗でグループリーグ敗退が決まった翌日、ベースキャンプ地のイトゥに戻った日本代表の中で山口、清武、酒井高、酒井宏、齋藤らロンドン五輪世代は自主練習を行い、「次は俺たちの世代が中心になってやっていこう」と誓い合った。失意のイトゥで重ね合わせた思いは青い炎となって燃え続けている。

(取材・文 矢内由美子)

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