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ノリート母、生活費を援助しないと息子を非難…「私は怪物を産んでしまった」

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マンチェスター・シティに所属するFWノリート

 マンチェスター・シティに所属するFWノリートが、母親のロシオ・アグドさんから生活費の援助がないと公に非難され、大きな話題となっている。

 ロシオ・アグドさんは2015年の終わりに、『You Tube』で息子からの援助がないことを訴える動画をアップ。これがイギリス『デイリー・ミラー』やスペイン『エル・ムンド』に取り上げられ、現在になって大きな反響を呼んでいる。

 『デイリー・ミラー』に対してロシオ・アグドさんが話した内容にれば、彼女は20年間ヘロインを使用し続けて牢屋に入った経験もあり、また風俗店でわずかばかりの金を稼いでいたという。また現在の恋人との間に、7歳の双子がいるとのことだ。

 ロシオ・アグドさんは『You Tube』にアップした動画で、ノリートが援助をしてくれないと非難。次のように語っている。

「兄弟を捨てたノリートは恥を感じなくてはなりません。とても悪い兄です。彼は真心を持つべきでしょうが、感情というものがないんです。私は怪物を産んでしまったのです」

 ロシオ・アグドさんはまた、ノリートが自身を援助していると公に話していることが、仕事を見つける上で問題になっていると説明した。

「私は仕事を求めています。息子は助けてくれません。よって、私は子供たちを助けるために仕事を求めなければなりません」

「息子はメディアに対して、私を援助していると言っています。しかし、息子にお願いしたいです。私を助けているなんて、決して言わないでください。そのために、すべての扉が閉められてしまうのです。私が食べ物を頼んでも、仕事を求めても息子が援助をしているからと与えてもらえないのです。私がノリートの母親だからと、飢えに苦しんでいると信じてもらえないのです。私はこれまで住んでいた家も捨てて、子供を育てるにはふさわしくない環境にいます」

 シティで年俸として400万ユーロを受け取るノリートは、ロシオ・アグドさんの一連の発言に対して沈黙を貫いている。しかしながら12日、その代わりに反論する者が現れた。ノリートの祖母であり、ロシオ・アグドさんの母親であるドローレスさんである。

 ドローレスさんはスペイン『マリーナ・プレス』に対して、孫が娘を援助し続けてきたこと、そして娘の窮状は彼女自身の責任であることを主張している。

「娘が話したことは、すべて嘘です。彼女の誹謗中傷はじつに恐ろしいものです。一人の母親が、なぜそんなことができるのか理解に苦しみます。ノリートはとても謙虚で、彼の友人たちにとって本当の友人と言える人物です。彼はいつだって娘を助けてきました。問題は、娘が孫に何度も援助を要求をしていることにあるのです」

 ドローレスさんはまた、ロシオ・アグドさんが収監されていた頃、まだ幼かったノリートに食べ物を与えるためカトリック教会の援助を受けなければならなかったとも語っている。

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