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清武先制PKに原口の最終予選4戦連発弾で首位サウジを撃破!!

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前半45分、MF清武弘嗣が先制PKを決め、ベンチ前で歓喜の輪が広がる

[11.15 W杯アジア最終予選 日本2-1サウジアラビア 埼玉]

 日本代表は15日、W杯アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦し、2-1で競り勝った。前半45分にMF清武弘嗣のPKで先制すると、後半35分にFW原口元気が最終予選4戦連発となる追加点。同45分に1点を返されたが、そのまま逃げ切った。日本は3勝1分1敗の勝ち点10に伸ばし、前節終了時点で首位だったサウジアラビアに並んだ。

 日本はFW本田圭佑、MF香川真司、FW岡崎慎司らがベンチスタート。本田に代わる右サイドにはA代表初先発となるFW久保裕也が抜擢された。1トップはFW大迫勇也、トップ下は清武という11日のオマーン戦(4-0)で結果を残した選手が起用され、左サイドバックには最終予選初出場となるDF長友佑都が入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半2分、大迫がポストプレーから追い越してきた清武につなぎ、清武はドリブルで運んで右足でミドルシュート。これはGKの正面を突いたが、同4分にも清武の右FKからDF吉田麻也がヘディングシュートを放つなど、良い入り方を見せた。

 サウジアラビアは序盤からファウルが目立ち、前半9分にMFアブドゥルマレク・アルハイブリが繰り返しの反則でイエローカードを受けると、同10分にはDFハッサン・ムアト・ファラタが長友に対するレイトタックルで警告を受け、両チームの選手が入り混じる小競り合いとなった。

 日本は前半20分、清武からパスを受けた原口が中央をドリブルで持ち上がり、PA内の大迫に縦パス。大迫はDFを背負いながらも強引に振り向き、右足でシュートを打ったが、GKにキャッチされた。同22分には清武のスルーパスからDF酒井宏樹が右サイドをオーバーラップ。マイナスのクロスにフリーの久保が右足で合わせるが、相手DFのブロックに遭い、チャンスを生かせなかった。

 その後、試合は膠着状態に入り、前半39分、MF長谷部誠の浮き球のパスを久保が落とすと、大迫が右足で狙うも、大きくクロスバーを越える。それでも、0-0のまま前半終了かと思われた前半43分、清武のシュートがアルハイブリのハンドを誘い、PKを獲得。自らキッカーを務めた清武は冷静にGKの逆を突いてゴール左隅に流し込み、先制点を奪った。

 1点リードで折り返した後半開始から久保に代えて本田を投入。後半開始前、タッチラインの外で待つ本田の背中をハリルホジッチ監督が叩き、ピッチに送り出した。後半4分、清武が相手のファウルで左足首を痛め、一時ピッチを離れたが、すぐに戻ってプレー続行。同18分には高い位置でボールを奪い、カウンターから原口がドリブルで運び、フィニッシュまで持ち込んだが、右足ミドルはGKに抑えられた。

 日本は後半19分、2枚目のカードで清武に代えて香川を投入。1点を追うサウジアラビアも選手交代を行いながら反撃に出るが、日本の守備陣は集中を切らすことなく、落ち着いて対応。後半32分、吉田のロングパスをPA右で受けた本田が中央に入れるが、香川はシュートを打ち切れない。同33分には酒井宏の斜めのパスから本田が振り向きざまに左足を振り抜くが、シュートはGKに弾かれた。

 なかなか2点目を奪えずにいた日本だが、今、最も頼りになる男がまたも決めてくれた。後半35分、長友が本田とのパス交換で左サイドを突破し、グラウンダーのクロス。ニアに走り込んだ香川にはわずかに合わなかったが、背後に流れてきたボールを原口が落ち着いて右足でゴール左に流し込んだ。

 原口は代表史上初となるW杯アジア最終予選4試合連続ゴールを記録。2-0とリードを広げ、勝利を大きく手繰り寄せた。後半45分に1点を返されるも、サウジアラビアの最後の反撃を跳ね返したハリルジャパン。後半アディショナルタイムには大迫に代えて岡崎を投入し、逃げ切りを図ると、そのまま2-1で勝ち点3をもぎ取った。

(取材・文 西山紘平)

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