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メッシを輝かせたのは「性行為禁止令」があったから…ナスリがペップとの微妙な関係も語る

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ナスリ(右)がグアルディオラ監督との微妙な関係を語った

 マンチェスター・シティからセビージャに期限付き移籍しているMFサミル・ナスリによると、ジョゼップ・グアルディオラ監督が深夜の性行為を禁じたことで、FWリオネル・メッシをはじめとするバルセロナの選手の怪我が少なくなったという。『レキップ』のインタビューで語った内容を『ESPN』が伝えている。

「性的な関係は0時前に行わなければならないんだ。たとえ翌日に何もなかったとしてもね。彼が言うには、そのおかげでメッシやレワンドフスキの最高のパフォーマンスを引き出し、筋肉系の怪我を最小限にすることができたんだってさ。良質な睡眠が大事ってことだ」

 またナスリは今季よりマンチェスター・Cを指揮するグアルディオラ監督と、次のようなやり取りがあったことを明かしている。

「僕はすごいラッキーだよ。今年は何人もの監督から指導を受けたんだから。プレシーズンはグアルディオラのもとでプレーしたんだけど、そこで彼はいくつものことを僕に気付かせてくれた。彼は僕に言ったんだ。『君は必要ない! 君の才能は、マンチェスター・Cにふさわしくない。バルセロナに行くべきだ』ってね。なんで彼がそんなことを言ったのかわからない。お金のことについてかな?って思ったから僕はこう返した。『いや、僕には僕の事情がある。あなたにはわからないよ』ってね。その後もいくつか言葉をかわしたら、今度は僕に残ってプレーしてほしがっていた。そこで僕はこう言ったんだ。『できないよ。あなたは僕にスタメンを約束してくれない。昨シーズンは7か月もプレーしていなかったんだ。僕はプレーしたいし、試合をする楽しさを味わいたい』ってね。すると彼は、『君の判断は間違えていると思うけど、その決断は尊重したい。来年またやればいい。契約はあと2年残っているんだから』と話してきた」

「その後も彼とは議論をした。最初は疑わしい気持ちを抱いていたけど、最終的には、彼こそが最高レベルの監督だと気づいたんだ。グアルディオラがやってきたとき、僕の体重は76kgであるべきだと言ってきた。マルセイユでプレーしていたとき以来、そんな体重にはしていなかった。プレミアリーグではもっと筋肉をつけるべきだって考えがあるからね。だけどグアルディオラは僕をスリムかつフィジカルのある選手にしたがっていた。僕はそのとき4キロオーバーしていたんだけど、グアルディオラには、2.5キロ以上オーバーするようなら、練習にも参加させないと言われたよ。だから自分一人で練習しなければならなかったんだ」

「でも今の監督であるホルヘ・サンパオリにも魅力がある。彼はグアルディオラと(元マルセイユ監督の)マルセロ・ビエルサをミックスさせたような感じだ。ビエルサのアシスタントであるフアン・マヌエル・リージョはグアルディオラのメンターだったんだ。そういった人物と一緒にセビージャでプレーできるのは素晴らしいことだよ。ここならもっと成長できると感じている」

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