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昔はもっと酷かった!?クロップ監督がルーニーの代表宿舎泥酔問題で熱弁「別に大したことじゃない」

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代表宿舎での泥酔が報じられたウェイン・ルーニー

 リバプールユルゲン・クロップ監督が、代表期間中に泥酔し、その写真が流出したことで謝罪したマンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーを擁護した。

 ルーニーは今月11日、ロシアW杯欧州予選のスコットランド戦後に、宿泊していたホテルで選手やスタッフ数名と祝杯をあげていたが、同ホテルで行われる結婚式の前日パーティーに訪れていた客たちと親しくなると、その流れで深夜のパーティーに参加。代表の公式ウェアを着たまま飲酒し、酷く酔ったキャプテンの姿が激写されてしまった。一連の様子が英紙『サン』で報じられたことで、非難を受けたルーニーは謝罪声明を出す事態になっていた。

 しかし『サン』によると、クロップ監督は次のように話している。

「最近の選手たちは、サッカーの歴史上最もプロフェッショナルな世代だよ。イングランドに限ったことじゃないが、私たちが愛してやまないレジェンドたちは、皆悪魔のように酒を飲み、狂ったようにタバコを吸っていた。だが、それでも彼らは良い選手だった。今や誰もそんなことをしないけどね」

「選手たちはまだ若いし、ときには祝い事もあるだろう。もしそういうことがあったら、罰金を取ればいい。そしてチームのためになることをやらせるんだ。もしその後も、選手が次に飲むことを考えるのだとしたら、私は『マジか?!』って思うけどね。実際、私はそういう問題に直面したことはないが、ありえる話ではある。だけど別に深刻な問題というわけじゃない」

 クロップ監督の熱弁は続く。

「例えば私たちが11しか勝ち点を持っておらず、最下位だったとしよう。それでクリスマスのときに友人からパーティの誘いがかかったとする。私だったらサンタクロースのマスクをかぶって、誰にもバレないように行くだろうね(笑)」

「調子がよくなくても、気分を少し切り替えたくなるときもあるだろう。実際に行ってみたら、少し飲みすぎてしまった。そしてマスクが取れてしまって、その姿を写真に収められてしまう。するとどうだ。翌日の新聞にはこう見出しが踊る。『クロップが18位を祝う』ってね。私は別にそういうつもりじゃなかったのに、そういう感じで記事がかかれてしまうんだ。こういうことは起こるものだよ。ただそれだけだ。だから別に大したことじゃない」

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