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セビージャ、残り3分から劇的逆転勝利!! 清武は疲労を考慮されて招集外

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DFガブリエル・メルカド(左)の劇的決勝点で逆転勝利を収めたセビージャ

[11.19 リーガ・エスパニョーラ第12節 デポルティボ2-3セビージャ]

 リーガ・エスパニョーラ第12節2日目が19日に行われ、MF清武弘嗣の所属するセビージャデポルティボのホームに乗り込み、3-2の逆転勝利を収めた。清武は代表活動による疲労が考慮されて招集外。リーガ8試合出場なしとなっている。

 試合をいきなり動かしたのはホームのデポルティボだった。前半1分、ハーフウェーライン付近でボールを奪ったDFファンフランがMFエムレ・チョラクとのパス交換から右サイドを駆け上がると、右足で送ったクロスをFWライアン・バベルがヘディングで叩き込んでスコアを1-0とした。

 さらに前半42分にも高い位置でボールを奪ったデポルティポがショートカウンターを発動させると、バベルのパスを右サイドで受けたFWフロリン・アンドーネが寄せてくるDFを次々とかわして中央に切れ込み、左足でネットを揺らして追加点を奪取。だが直後の前半44分、左サイドを突破したDFセルヒオ・エスクデロのグラウンダーのクロスを受けたMFステベン・エンゾンジが落ち着いてゴールを陥れ、セビージャが1点差に詰め寄った。

 2-1とデポルティボがリードしたまま後半を迎えると、セビージャが同点ゴールを奪おうと押し込む時間帯が続いたがスコアは動かないまま時計の針は進んでいく。しかし残り3分となった後半42分に波状攻撃を仕掛けると、FWウィサム・ベン・イェデルのシュートのこぼれ球をMFビトーロが押し込んでついに試合を振り出しに戻す。

 さらに後半アディショナルタイムにはMFフランコ・バスケスが蹴り出したCKをDFニコラス・パレアが合わせたシュートはGKブゼミスラフ・ティトンに阻まれたものの、DFガブリエル・メルカドが蹴り込み、セビージャが3-2の劇的な逆転勝利を収めた。


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