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[CL]途中出場ベンゼマがV弾! 公式戦30戦無敗のレアルがGL突破確定

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1試合を残してグループリーグ突破を決めたレアル

[11.22 欧州CLグループリーグ第5節 S・リスボン 1-2 R・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は22日、グループリーグ第5節1日目を行い、F組のレアル・マドリー(スペイン)は敵地でスポルティング・リスボン(ポルトガル)と対戦し、2-1で勝利した。レアルは公式戦の無敗を30に伸ばすとともに、決勝トーナメント進出が確定。一方、敗れたS・リスボンはグループリーグ敗退が決まった。

 引き分け以上で決勝トーナメント進出となるレアルは開始3分にファーストシュート。PA右角付近でFWルーカス・バスケスのパスを受けたFWクリスティアーノ・ロナウドが反転から左足を振るが、低弾道のシュートは相手GKにセーブされた。

 前半12分には左サイドのDFマルセロがクロスを送り、PA内中央でC・ロナウドがフリーでヘディングシュートを放つも、その前にオフサイドの判定。古巣対戦となるC・ロナウドが序盤から相手ゴールを襲うと、均衡が破れるまでに時間はかからなかった。

 前半28分、C・ロナウドが右サイドで仕掛け、FKを獲得。同29分にキッカーのMFルカ・モドリッチがPA右脇から右足で低いクロスを入れると、中央の密集でC・ロナウドが右足で落とし、DFラファエル・バランが倒れながら左足でゴール右に押し込む。C・ロナウドのアシストからレアルが先制に成功した。

 レアルと勝ち点5差をつけられ、勝たなければグループリーグ突破の道が閉ざされるS・リスボンもここから反撃を開始。前半32分に右からの折り返しをMFアドリエン・シルバがスルーし、PA内右のFWブルーノ・セザルが左足のトーキックでシュートを打つが、DFセルヒオ・ラモスにダイビングヘッドでクリアされた。

 前半39分にはPA右角付近で仕掛けたMFジェルソン・マルティンスがマルセロに倒され、FKを得る。同41分にキッカーを務めたセザルが左足で直接狙うも、シュートはわずかにゴール右外へ。同44分のシルバの決定的なシュートもオフサイドの判定となり、前半はレアルの1点リードで折り返した。

 前半はマルセロのいる左サイドから崩されるシーンが目立ったレアル。後半に入ると、開始1分にそのマルセロが相手の裏へのボールを追いかけている途中に不自然な形で転倒する。マルセロは右足首を痛めたようで、いったんピッチの外に出るが、大事には至らず戦線に戻った。

 しかし、レアルのアクシデントは続く。後半8分の接触プレーで足を痛めていたMFガレス・ベイルが同13分にMFマルコ・アセンシオと交代した。

 後半はレアルを相手に攻め込んでいたS・リスボンも後半19分にやや不運な判定に泣かされる。MFマテオ・コバチッチと小競り合いを起こしたDFジョアン・ペレイラが一発退場。先に手を出したのはコバチッチのようにも見えたが、コバチッチにはイエローカードとなった。

 レアルは後半26分、自サイドを相手に狙われていたマルセロに代え、DFファビオ・コエントロン投入。だが、同34分にそのコエントロンがPA内で軽率なハンドを犯し、PKを献上してしまう。同35分にキッカーのシルバに右足で決められ、同点に追いつかれた。

 1-1でもグループリーグ突破が決まるレアルだったが、後半42分に勝ち越す。S・ラモスが右サイドからフリーでクロスを送ると、途中出場のFWカリム・ベンゼマがPA内中央から頭でゴール左に叩き込んだ。このまま2-1で勝利したレアルが決勝トーナメント進出を確定。一方、敗れたS・リスボンは1試合を残してグループリーグ敗退となった。

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