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[EL]前後半で流れ一変…長友フル出場のインテル大逆転負け、最下位でGL敗退

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インテルは大逆転負けでGL敗退が決まった

[11.24 EL第5節 ハポエル・ベア・シェバ3-2インテル]

 ヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ第5節が24日に行われた。K組を戦う日本代表DF長友佑都の所属するインテル(イタリア)は敵地でハポエル・ベア・シェバ(イスラエル)と対戦し、2-3で敗れた。大会4敗目を喫したインテルはグループ最下位での予選敗退が決定した。なお長友は左SBでフル出場した。

 前後半で全く違う姿を見せてしまった。インテルは前半13分、左サイドから上げたMFエデルのシュート性のボールをFWマウロ・イカルディがコースを変えるように合わせて先制に成功。さらに同25分にはワンタッチでパスを繋ぐと、エデルの縦パスを右サイドで受けたMFマルセロ・ブロゾビッチが中に切り込んで左足でゴールネットを揺らす。インテルが終始圧倒して、前半を2点リードで折り返した。

 しかし後半は流れが一変する。後半6分のイカルディのシュートが枠に嫌われるなど、さらに突き放すことが出来なかったインテルは、同13分にFWルシオ・マラニョンにヘディングシュートを決められ、1点を返される。そして同23分には浮き球パスで抜け出しを許すと、GKサミール・ハンダノビッチがエリア内でファウル。PKを与えるとともに2枚目のイエローカードで退場となってしまう。

 インテルはここでMFエベル・バネガを下げてGKフアン・パブロ・カリーソを投入。同点弾を防ぎに行くが、カリーソの手に当てたセーブも空しく、FWアンソニー・ヌワカエメのPKはゴールネットに収まった。10人になったインテルはもう攻め込むことが出来ない。後半アディショナルタイムにようやくCKなどのチャンスを迎えるが、逆にカウンターから持ち込まれると、途中出場のFWベン・サハルの逆転ゴールを蹴り込まれ、まさかの大逆転負けを喫した。


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