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長谷部4戦ぶりボランチのフランク、香川欠場のドルト撃破で暫定3位に急浮上

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FWハリス・セフェロビッチの勝ち越しゴールに沸くフランクフルトの選手たち

[11.26 ブンデスリーガ第12節 フランクフルト2-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは26日、第12節2日目を行い、MF長谷部誠の所属する7位フランクフルトはホームでMF香川真司の所属する3位ドルトムントと対戦し、2-1で競り勝った。最近3試合は3バックのリベロで先発していた長谷部だが、4試合ぶりにボランチで先発し、5試合連続のフル出場。22日のCLレギア・ワルシャワ戦(8-4)で2得点1アシストを記録した香川はベンチ外だった。

 立ち上がりからドルトムントがボールを支配し、試合を優位に進めるが、前半14分、後方からのロングパスに合わせたMFアンドレ・シュールレのボレーシュートはGKの正面。同19分、FWピエール・エメリク・オーバメヤンの強烈な直接FKもGKにキャッチされた。

 前半29分にはGKからのロングフィードをFWアドリアン・ラモスが頭でそらし、オーバメヤンがゴール前に抜け出すと、ボールを浮かせてDFをかわし、右足でシュート。決定的な場面だったが、惜しくもゴール左に外れ、前半はスコアレスで折り返した。

 すると後半開始15秒、フランクフルトはDFティモシー・チャンドラーの右クロスをMFサボルチ・フスティが右足で蹴り込み、先制点。後半のキックオフ直後に相手の一瞬の隙を突いて均衡を破った。

 1点を追う展開となったドルトムントは後半13分、一挙に3人を同時交代。ラモス、シュールレ、MFユリアン・バイグルを下げ、MFウスマン・デンベレ、MFマルコ・ロイス、MFセバスティアン・ローデを投入した。

 直後の決定機ではオーバメヤンのシュートが至近距離でGKの好守に阻まれたが、後半32分、右サイドを縦に突破したデンベレのクロスにオーバメヤンが頭で合わせ、1-1の同点。試合を振り出しに戻すも、直後の34分にフランクフルトは途中出場のFWハリス・セフェロビッチが左足ミドルをねじ込み、すぐさま2-1と勝ち越した。

 終盤のドルトムントの反撃も体を張って跳ね返したフランクフルトがそのまま逃げ切り、3連勝。6戦負けなし(4勝2分)で勝ち点を24に伸ばすと、暫定3位に急浮上した。一方のドルトムントは6試合ぶり今季3敗目。暫定6位へ順位を落としている。

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