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本田の構想外は深刻…4戦連続出番なし ミランは4発完勝

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[11.26 セリエA第14節 エンポリ1-4ミラン]

 セリエAは26日、第14節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地でエンポリと対戦し、4-1で勝利した。ミランは2戦ぶりの勝利で勝ち点を29に伸ばした。

 この日も本田に出番は回ってこなかった。出場は10月25日のエンポリ戦以来なく、これで4戦連続してベンチで試合終了を迎えた。MFマティアス・フェルナンデスが今季初先発するなど、ターンオーバーがみられた試合でも、本田に出場機会は与えられなかった。セリエAの場合、ベンチ入りメンバーは12名まで認められているためにベンチ入り出来ているが、構想外は深刻だ。

 試合序盤はエンポリがペースを握りかけていたが、先制したのはミラン。前半15分、MFユライ・クツカが右サイドでボールを奪うと、ボールを渡されたMFスソがクロス。これを中央のFWジャンルカ・ラパドゥーラが右足で流し込み、試合を動かす。

 しかしエンポリもそのわずか2分後の17分、右サイドからFWグイド・マリルンゴがアーリークロスを上げると、前に出たGKジャンルイジ・ドンアルンマに弾かれるが、こぼれ球をMFリッカルド・サポナーラがコントロールから左足で無人のゴールに流し込み、試合を振り出しに戻した。

 均衡を保ったままハーフタイムを迎えたが、後半はミランのゴールラッシュになる。後半16分、右クロスを左足で合わせたスソの3戦連続ゴールで勝ち越しに成功すると、同19分には左サイドをドリブルで突破したMFジャコモ・ボナベントゥーラのクロスがオウンゴールを誘発。リードを広げると、同32分にはラパドゥーラがこの日2点目を決めて、勝利を決定づけた。

 ミランの4得点は、10月2日のサッスオーロ戦以来、今季2度目。下位に沈む格下相手にしっかりと勝ち点3を積み上げ、27日に試合を控える首位ユベントスやローマにプレッシャーをかけた。


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