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先制アシストの浅野が3戦ぶり2得点目で2度目のジャガー!細貝も復帰のシュツットガルトが快勝

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今季2得点目を決めたFW浅野拓磨が笑顔でジャガーポーズ

[11.28 ブンデスリーガ2部第14節 シュツットガルト3-1ニュルンベルク]

 ブンデスリーガ2部は28日、第14節を行い、FW浅野拓磨とMF細貝萌の所属するシュツットガルトはホームでニュルンベルクと対戦し、3ー1で勝利した。右足小指骨折で離脱していた細貝は10月15日のドレスデン戦(0-5)以来、5試合ぶりのベンチ入りを果たし、後半41分から途中出場。浅野は左サイドで2試合ぶりに先発し、移籍後初のフル出場。先制点をアシストすると、後半アティショナルタイムには3試合ぶり今季2得点目を決めた。

 立ち上がりから主導権を握ったシュツットガルトは前半2分、自陣でFKのセカンドボールを奪取したMFアレクサンドル・マキシムが左サイドの浅野に展開。浅野はスピードに乗ったドリブルで約50mを独走し、PA内に走り込んだMFエミリアーノ・インスアにスルーパスを送ったが、インスアはシュートを打ち切れなかった。

 それでも直後の前半3分、中盤でのパス回しからマキシムが絶妙なスルーパス。これに反応した浅野がPA内に抜け出すと、DFとGKを引き付けてワンタッチで折り返し、FWシモン・テロッデが右足で無人のゴールに押し込んだ。

 エースの4試合連続ゴールとなる先制点をお膳立てした浅野は8試合ぶり今季2アシスト目。前半11分には左サイドからドリブルで中に切り込み、逆サイドのMFカルロス・マネにラストパスを送ったが、マネの右足シュートは外側のサイドネットに外れてしまう。同18分、マキシムの意表を突いたFKに浅野が反応。左足でシュートを打ったが、ゴール右に外れた。

 前半28分のニュルンベルクMFトビアス・ケンペの強烈なミドルシュートはポストに救われたシュツットガルトは前半33分、右サイドのスローインからDFバンジャマン・パバールの浮き球パスに抜け出したマネが相手DFを振り切って深い位置まで切れ込み、ゴールラインぎりぎりからマイナスのクロス。マキシムの右足シュートは空振りとなったが、後方に詰めていたテロッデが右足で蹴り込んだ。

 エースの2得点で2ー0とリードを広げて前半を折り返したシュツットガルトは後半9分、浅野が自陣でパスを受けると、相手選手をかわしながら約50mを駆け上がり、左サイドから中央にクロス。テロッデが落としたボールをマキシムが右足で叩いたが、シュートはGKの好セーブに阻まれた。同35分にはMFベルカイ・オズジャンの絶妙なスルーパスに走り込んだ浅野が左足でシュートを打ったが、飛び出してきたGKがセーブ。すると、ニュルンベルクは直後にMFケビン・メーバルトのミドルシュートで1点を返した。

 2ー1で迎えた後半41分、シュツットガルトは右足小指骨折から回復した細貝をMFマティアス・ツィマーマンに代えて投入。5試合ぶりにピッチに立った細貝はダブルボランチの一角に入り、中盤でボールをさばいた。迎えた後半アティショナルタイム3分、マネがテロッデとのワンツーからPA内にスルーパス。フリーで走り込んだ浅野がGKとの1対1から落ち着いて右足で流し込み、試合を決定づけた。

 浅野はドイツ移籍後初ゴールを決めた10月30日のカールスルーエ戦(3-1)以来、3試合ぶり今季2得点目。ドイツで2度目のジャガーポーズも飛び出し、移籍後初のフル出場で3-1の勝利に貢献した。シュツットガルトは2試合ぶりの白星で5戦負けなし(4勝1分)。首位ブラウンシュバイクを勝ち点1差で追っている。

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