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[MOM1962]新潟U-18FW堀航輝(3年)_折れないエース、残留の望み繋ぐ決勝ゴール

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.27 高円宮杯プレミアリーグEAST第16節 流通経済大柏高 0-1 新潟U-18 流通経済大柏高G]
 
 エースが大一番で値千金のゴールを決めた。後半33分、アルビレックス新潟U-18は左CKからFW小枇ランディがヘディングシュート。GKがわずかに触ってこぼれたところをFW堀航輝主将(3年)が頭でゴールへ押し込んだ。「決めたら行くというのは言っていたので行きました」とゴール裏を通ってベンチのチームメートの元へ走り出した堀よりも、遥かに早くスタートを切っていた控え選手たちが笑顔で主将に襲いかかる。あっという間に歓喜の輪ができて堀は手荒い祝福を受けていた。

「(前半は受け身な試合となっていたが、後半は)みんな勢いもって、後ろのサポートではなくて前に出ていくことを意識しました。キャプテンとして、ポジションもFWなんで決めないといけないと思っていました。(ゴールシーンは)いいところに転がってきたので決めるだけでした」と堀。後半は積極的に左サイドのスペースを狙ってチームを押し上げさせていた。そして値千金の一撃。本人は今シーズンの個人成績についても、チームの成績についても満足をしていないが、大一番で決めたチームトップの5得点目が決勝点となった。

「ゴール前できょうみたいな形で点決めるのが自分の役割だと思いますし、背後に出ていったり、スペースに出ていくことはできていたかなと思う」。今後は「点取れるFW、ゴールに迫るFWじゃないと怖くないと思う。(自分は)上手いFWではないので、そういうところで勝負するしかない」というように、より自分の武器を磨いて“怖いFW”になる。

 貴重な白星を挙げたが、依然・8位・鹿島ユースとの勝ち点5差の9位。鹿島の成績にかかわらず、残り2試合で新潟が勝ち点1でも落とせば降格が決まるという厳しい状況だ。それでもこの日、チームの勝利に貢献したエースは残り2試合でもゴールをもたらしてチームを残留させるつもりでいる。「自分たちは全部勝つしか無いので、勝つという気持ちを強く持ってやりたい。だいぶ厳しい戦いになると思いますけれど、やるしかない」。どんなに厳しい状況になってもエースは折れずに、ゴールを狙い続ける。 

(取材・文 吉田太郎)
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