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大逆転Vへ“ノルマ”は2ゴール…鹿島FW土居「絶対に2点以上取って勝ちたい」

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無得点を悔やんだ鹿島FW土居聖真

[11.29 チャンピオンシップ決勝第1戦 鹿島0-1浦和 カシマ]

 思いを乗せたヘッドも枠を捉えられなかった。鹿島アントラーズは0-1の後半アディショナルタイム、MF柴崎岳の左クロスにFW土居聖真が頭で合わせるもゴール右へ。「何回かチャンスもあったし、自分も最後にヘディングシュートがあった。そういうところの差が出たのかなと思う」。無得点での敗戦に土居は自らを責めた。

「切り替えて、残された試合で結果を出すしかない。そこにすべてをかけないといけない」。ホームでの第1戦に0-1の零封負け。優勝のためには12月3日のアウェー第2戦に勝つのは最低条件で、2点差以上の勝利、または2-1以上の1点差勝利が必要になる。つまり、最低でも2得点を奪わないことには優勝の可能性はない。この日とはまったく異なるゲームプランが求められる。

「今日よりもさらに攻撃的にいかないといけないけど、その中でも失点してしまったら絶望的になる」。第2戦の試合運びについてそう言及した土居は「難しいところだけど、点を取らないと勝てない。絶対に2点以上取って勝ちたい」と、大逆転Vへ望みを捨てなかった。

(取材・文 西山紘平)

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