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[EFL杯]17歳新星MFがクラブ最年少ゴール! 若手躍動のリバプールが4強入り

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17歳のベン・ウッドバーンがクラブ史上最年少ゴールを記録

[11.29 EFL杯準々決勝 リバプール2-0リーズ]

 EFL杯は29日、準々決勝が行われた。リバプールはホームでチャンピオンシップ(2部相当)のリーズと対戦し、2-0で勝利。2年連続のベスト4進出が決まった。

 プレミアリーグで好調のリバプールは、直近のサンダーランド戦からスタメンを8人変更。MFジョルジニオ・ワイナルドゥムやMFサディオ・マネ、FWディボック・オリジ、MFエムレ・カンの主力を除き、控え中心のメンバーで構成され、MFトレント・アレクサンダー・アーノルド(18)、MFケビン・スチュワート(23)、MFオビエムノ・エジャリア(19)の若手3選手も起用された。

 リバプールは苦戦を強いられた。前半12分にエジャリアのパスに反応したワイナルドゥムが右足ボレーで合わせるも、GKの好守に阻まれるなど、リーズの粘り強い守備を崩すことができず、切れ味鋭いカウンターに冷や汗をかいた。時間の経過と共にリバプールがボール支配率を高めていったが、なかなかシュートまで持ち込めない状況が続き、前半はスコアレスで折り返した。

 後半8分、リバプールはPA左手前でスチュアートがボールを奪われ、MFケマー・ルーフェの右足シュートを浴びるが、右ポストに助けられる。その後も押し込まれる時間が続いたが、GKシモン・ミニョレが何とか持ちこたえる。流れを変えたいユルゲン・クロップ監督は、同22分にスチュアートを下げて、17歳の新星MFベン・ウッドバーンをピッチに送り込んだ。

 すると後半27分、マネのスルーパスでPA右に侵入したワイナルドゥムが放った右足シュートは左ポストを叩いたが、その4分後に待望の先制点が生まれる。同31分、右サイドからアーノルドがGKと最終ラインの間に絶妙なクロスを入れると、ニアに走り込んだオリジがワンタッチで流し込んだ。

 さらにリバプールは後半36分、右サイドでマネとのパス交換からPA右に侵入したオリジが中央に折り返すと、ワイナルドゥムが巧みなタッチで左に流し、フリーのウッドバーンが右足で豪快に蹴り込み、2-0。トップチーム初ゴールを記録したウッドバーンは、17歳45日でのゴールでクラブ史上最年少ゴールとなった。リバプールはそのまま相手の反撃をしのぎ、2-0で勝利。4強入りを決めた。


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