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吉田麻也、アーセナル戦で大活躍…「あれほど素晴らしいパスは見られない」とMOMに推す声も

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アーセナル戦で好パフォーマンスを見せたDF吉田麻也

 サウサンプトンは水曜日の夜に行われたアーセナル戦を、予想を覆して2-0で勝利し、EFL杯で準決勝に駒を進めた。得点を決めたのはMFヨルディ・クラーシとDFライアン・バートランドの2人だったが、この試合で最も称賛を受けたのは別の選手であった。

 試合前までDF吉田麻也はすべてのコンペティションを通じて今シーズン9試合にしか出場しておらず、特にプレミアリーグに限れば2試合の出場にとどまるなど、多くの出場機会を獲得できていなかった。

 チームを率いるクロード・ピュエル監督は、先週末のプレミアリーグで勝利を飾ったエバートン戦から8人の選手を入れ替えてこの試合に臨み、日本代表のDFはその8人のうちの1人としてスタメンに名を連ねた。

 そしてコンビを組んだDFビルヒル・ファン・ダイクの隣で完璧なパフォーマンスを披露し、アウェーでのセインツのクリーンシート達成に貢献している。

 いくつかの好プレーの中でも特に印象的だったのは、終了間際に見せたアーセナルの勝利への希望を絶つシュートブロックと、前半の先制点の起点となったフィードだ。

 プレーメーカーとしての素質も持ち合わせていることを見せつけるかのように、吉田は左ウィングめがけて鋭いロングフィードを送り、ホームチームに打撃を与えたクラーシの先制点を演出した。

 この試合でのパフォーマンスを見たセインツファンはすぐにツイッター上で吉田に対して称賛のコメントを連発した。その中のいくつかでは、吉田がフォンテとファン・ダイクの鉄壁の守備を見せる2人のセンターバックを前に出場機会を待たなければいけない現状にも触れている。

「先制点につながった前半のヨシダのパスほど素晴らしいパスはなかなか見られないよ」

「ヨシダは良いパフォーマンスを見せたようだね。スタメンであまり使われていないのは不運としか言いようがない。フォンテとファン・ダイクのコンビに割って入るのは難しいことだよ」

「ヨシダは監督に呼ばれればいつでもいいパフォーマンスを見せているね。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに相応しいよ!」

「MOMにはヨシダを選ぶよ、最近は目を見張るパフォーマンスを見せているね」

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