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セビージャが最下位グラナダに今季初勝利を献上…清武は出番なし

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決定機を逃し、顔を覆うセビージャのホアキン・コレア

[12.3 リーガ・エスパニョーラ第14節 グラナダ2-1セビージャ]

 リーガ・エスパニョーラは3日に第14節を行った。MF清武弘嗣が所属するセビージャは敵地でグラナダと対戦し、1-2で敗れた。公式戦3試合ぶりのベンチスタートとなった清武は、最後まで出番はなかった。

 立ち上がりから最下位グラナダに攻め込まれたセビージャ。前半8分、MFホアキン・コレアがMFビトーロのラストパスから決定的なシュートを放つなど、流れを引き寄せたかに見えたが、同27分に先制点を許してしまう。カウンターからPA右でパスを受けたMFジェレミー・ボガが中央に折り返したボールを、MFアンドレアス・ペレイラが右足で流し込み、今季未勝利のグラナダが先制した。

 前半終了間際に決定的なシュートを放っていたセビージャは、後半4分にも左クロスのこぼれ球をビトーロが左足で狙うも枠を捉えきれず。なかなかテンポが上がらないセビージャは、同10分にMFマティアス・クラネビッテルを下げてMFビセンテ・イボラをピッチに送り込んだ。しかし、直後にセットプレーから痛恨の失点を喫してしまう。

 グラナダは後半11分、右CKからニアに走り込んだFWアルテム・クラベツがヘッドで流し、ファーサイドのDFダビド・ロンバンが右足で押し込み、2-0。今季2度目の複数得点でリードを広げた。

 2点ビハインドで苦しい展開のセビージャは後半24分に2枚替えを敢行。FWウィサム・ベン・イェデルとMFパブロ・サラビアを投入したが、GKギジェルモ・オチョアを中心としたグラナダの守備をなかなか崩すことができず。後半アディショナルタイム5分にPKで1点を返したが、直後に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。1-2で敗れたセビージャは、決勝トーナメント進出が懸かった、7日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の第6節リヨン(フランス)戦に向けて弾みをつけることはできなかった。


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