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小林祐希が移籍後初ゴール!!“とっておき”の攻撃参加が実る

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MF小林祐希がついに移籍後初ゴール

[12.3 エールディビジ第15節 ゴー・アヘッド・イーグルス1-3ヘーレンフェーン]

 エールディビジは3日、第15節2日目を行い、MF小林祐希の所属するヘーレンフェーンは敵地でゴー・アヘッド・イーグルスと対戦し、3-1で逆転勝利を飾った。先発フル出場の小林は前半45分にチーム3点目となる移籍後初ゴールを記録し、5試合ぶりの勝利に貢献している。

 立ち上がりから相手の攻勢を受け、前半7分にMFダレン・マートセンのミドルで先制を許したヘーレンフェーン。それでも同20分にFWサム・ラーションのラストパスからPA内左のFWレザ・グーチャンネジャドが左足でネットを揺らすと、同27分には左CKをニアの相手DFがクリアし切れずにゴール前に流れ、グーチャンネジャドが抜け目なくヘディングで押し込んで逆転する。

 そして前半45分に待望の瞬間が訪れた。左サイドからカットインしたFWアーバー・ゼネリがPA手前左から右足を振り抜くと、相手DFをかすめたグラウンダーのシュートが左ポストを直撃。ゴール前の敵味方がボールの行方を目で追って足が止まっていた中、ただ1人これを予測して走り込んでいた小林が左足で流し込み、移籍後初ゴールを挙げた。

 ヘーレンフェーン加入後、小林に与えられていたポジションは左のインサイドハーフやボランチ。これまではバランスを取るために攻め上がりを自重して後方に残ることが多く、シュートはおろかPA内に進入することも稀だったが、得点への嗅覚と小林らしいここ一番の大胆さが生んだ初ゴールだった。

 前半を3-1で折り返したヘーレンフェーンは後半に追加点こそ奪えなかったものの、逃げ切りに成功。10月23日の第10節ヘラクレス戦(3-1)以来、5試合ぶりの白星を手にした。

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