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岩政「岡山で2年間でやり切った」…現役引退にも含み「いろいろと考えたい」

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初のJ1昇格にあと一歩届かなかったファジアーノ岡山。岩政大樹は現役引退の可能性に含みを持たせた

[12.4 J1昇格プレーオフ決勝 C大阪1-0岡山 金鳥スタ]

 初のJ1昇格プレーオフを戦ったファジアーノ岡山だが、初のJ1昇格を勝ち取ることは出来なかった。「勝つためにはC大阪に隙を与えない戦いをしなければいけなかったが、C大阪のほうが隙を与えてくれなかった。そこで上回れなかったらどこで上回るんですかということ。そこを徹底できなかったのは、僕の責任でしょう」。主将として2年間、チームを引っ張ってきたDF岩政大樹は「隙」という言葉を繰り返し、無念をにじませた。

 鹿島で黄金期を過ごした岩政は、1年間のタイリーグでのプレーを経て2015年に岡山に加入。キャプテンに就任すると、初年度は11位だったが、2年目の今季は過去最高位となる6位でフィニッシュ。初のJ1昇格プレーオフへと導いていた。ただ岩政はこれに満足することはない。やはりチームをJ1に導くことが、自分の使命だと分かっていた。

「この試合でどうなるにしろいろんなことが見えると思っていた。自分の2年間の力不足を表している。みんなに言い続けることが出来なかった。日常を変えることが出来なかった。(今後は)僕がいることのほうが大事なのかを見極めながらやることが大事になる」

「契約は今年で終わりですので、とにかく2年で結果を出すということで来ましたし、2年でやり切ろうと思って来て、2年間やり切った。今後のことはこれから考えます。サッカー選手として食っていくかは別として、来年のことはいろいろと考えたい」

「子供が生まれてすぐに僕はタイに行って、そのあと岡山に来て、3年間、家族と離れている。家族とのことも含めて、人生を考えないといけない。ここで結果が出れば来年は岡山でやるつもりでしたけど、とにかくここで出た結果を受け止めて次を考えるしかない」

 試合後、はっきりとした物言いを続けた岩政。来年1月で35歳になる主将は、「いずれにしても自分はやれるところまでやるという選手ではない。自分に対する岡山の期待も分かっているし、その期待に応えられる自信がなければやらない。とにかく自分がやりたいと思うことがどこにあるか」と現役引退についても含みを持たせた。

(取材・文 児玉幸洋)
●2016 J1昇格プレーオフ

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