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[MOM1964]市立船橋FW福元友哉(2年)_“秘密兵器”から真のストライカーへ、期待のFWが初ゴール

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.4 高円宮杯プレミアリーグEAST第17節 柏U-18 1-1 市立船橋高 柏]

 “秘密兵器”から真のストライカーへ――。市立船橋高は選手権予選開幕直前だった10月のプレミアリーグ・流通経済大柏高戦から起用されている期待の2年生FW福元友哉が初ゴールを叩き出した。0-0の後半14分、左SB杉山弾斗(2年)の右CKを中央から頭で合わせて先制点。本人が「練習からもやっていて決められていたんで、来たらゴールに流し込むという準備ができていた」と説明し、朝岡隆蔵監督も「リスタートからのヘディングシュートは上手。今週もクロスからヘディングシュートで2点、3点取っているシーンを見ている」というクロスボールからのヘディングシュートでゴールを破った。

 市立船橋入学後は主にCB、ボランチでプレー。今秋に小学生時代以来となるFWとしての挑戦を始め、ピッチで健闘している福元はそのスピードと技術、178cmというサイズも含めて今や指揮官が「全国大会で化けて欲しい。彼の成長がウチの上積みです」と言い切るほどの存在になっている。選手権千葉県予選決勝では強烈なミドル弾2発がいずれもGKの正面を突き、アーリークロスに飛び込んだシュートがわずかにゴールを外れ、またプレミアリーグ前節の大宮ユース戦ではチャンスでシュートをフカしてしまうなど決めることができていなかった。だが、この日はスピードを活かしてDFラインを強襲していたほか、ボールキープ、そして元CBの経験を活かしたボール奪取の部分でも存在感。相手GKのキックをチャージするシーンもあったFWはゴールという求めていた結果も残した。

 スピードを活かして裏へ抜け出すことからスタートし、シュート数を増やすこと、低く、速くシュートを打つことを意識し続けてきてこの日決めた1ゴール。もちろんまだ満足はしていない。「点が取れたという部分ではFWやってから全然取れていなかったので嬉しいんですけど、(他にも)チャンスがあったのに点が取れなかったのでそこは課題だと思います。前節チャンスがあった中でフカしたりしていた面あったのできょうは低めに打つことを意識していたんですけど、ファーストシュートで低く意識しすぎて外してしまった部分があったのでこれから練習していかないといけない」と力を込めた。

 選手権全国大会までの期間はわずかだが、自信を重ねて選手権でブレイクするか。もちろん、2年生FWはそれを実現する意気込みでいる。「選手権は予選からシュート数も増えてきて、あとはゴール決めきるところ。選手権までにしっかりゴールを捉えて決められるようにしたい。チームの課題が点取るというところなので残り少ないですけどゴール前の質にこだわって、自分が試合を決定づけるようにやっていきたい」と誓った。FWは最も楽しさを感じるポジションである一方、自分が決めなければならないという重圧もあるという。それを貪欲に成長を目指すことで乗り越えて、選手権でチームを白星へ導くゴールを決める。

(取材・文 吉田太郎)
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