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「C・ロナウドは6年刑務所に入る可能性」…調査関係者が脱税報道について言及

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脱税疑惑がかけられているFWクリスティアーノ・ロナウド

 ここ数日、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの周辺を騒がせている脱税問題。スペイン財務省技術組合(GESTHA)のジョゼ・マリア・ モリネド氏は、「C・ロナウドは6年刑務所に入る可能性がある」と考えているようだ。スペイン『アス』が伝えている。

 報道によると、租税回避地に1億5000万ユーロ(約183億6500万円)を預け、スペインへ正当に税を納めていなかったと疑われているC・ロナウド。モリネド氏は『RAC1』のインタビューの中で、以下のように答えている。

「クリスティアーノ・ロナウドに関する報道に関して、おそらく彼は1億6000万ユーロ(約195億8900万円)の脱税をしているのではないかということだ」

「私たちはこれが脱税かどうか調査をすることになる。もし脱税だった場合、1つの脱税につき2年は刑務所に入ることになるだろう。脱税が3年にわたって行われていたなら、最低でも6年刑務所に入る可能性がある」

「今回のケースは直接、検察局が担当するべきだ。もしレアルの英雄が寛大な処置を受けるようなことがあれば、私たちは疑問に思うことだろう」

 なお、レアルは6日にクラブ公式サイトで声明文を発表。「各メディアでここ数日報道されていることに関して、スペイン国税庁が発行した証明書付きの報告書は、我々の選手クリスティアーノ・ロナウドが全ての納税義務を履行していることを証明しおり、クラブに在籍中のプロキャリアにおいて絶対的かつ模範的な行いを見せているクリスティアーノ・ロナウドという選手に対して最大限の敬意を払うことをレアル・マドリーはここに要求します」と、事態の収束を図りたい考えを示している。

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