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[MOM408]九州共立大MF角康平(2年)_ベンチ外だった“夏”を乗り越え、歴史的ゴール奪取!!

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決勝点を決めた九州共立大MF角康平(2年=佐賀北高)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.7 全日本大学選手権(インカレ)1回戦 岩教大0-1九州共立大 江戸川陸]

 迷いなく前線へと駆け上がった。試合開始から、わずか8分。九州共立大(九州3)のボランチの位置に入っていたMF角康平(2年=佐賀北高)は一瞬の隙を見逃さなかった。

「ちょっと硬かったので、先制点がとりあえずほしかった」。中盤でボールを受けた角は、右サイドのMF木橋春暁(3年=日章学園高)に正確なロングパスを預けると、「相手の左サイドが空いていたので、前線に上がればボールが来ると思った」と中盤の底から飛び出す。サイドをえぐった木橋の折り返しに対し、フリーで待ち構えていた角は「とりあえず、シュートを抑えられれば入るかなと思った」と右足で合わせてネットを揺らし、チームに先制点をもたらした。

 インカレ初出場チームの歴史的初ゴール。角にとっても全国でのゴールは初めてだったようで、「メッチャうれしいです。今までで一番うれしいゴールという感じです」と喜びを爆発させた。

 夏に行われた総理大臣杯では「ベンチにも入っていなかった」。しかし、米山隆一監督が「技術が高く落ち着きがあるので、春はBチームで試合経験を積ませていた。守備力が課題でしたが、そこを徹底的にやったら、夏過ぎからようやく出てきました」と語るように9月以降に頭角を現し始めると、「起用した試合で点を取って結果を出し、外せない選手に成長してきた」とチーム内での存在感を高めている。

 自身も守備の成長には手応えを感じているようだが、「まだ球際で負けるシーンがあるので、まだまだ守備の部分を伸ばしていきたい」とさらなる進化を誓う。2回戦の相手は総理大臣杯を制した明治大。「強いところと対戦したかったので、メッチャ楽しみ。どれだけ戦えるか試したい」と、持ち味である「状況判断とゲームメイク」を次戦でもピッチ上で表現しようと心待ちにしている。

(取材・文 折戸岳彦)

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