beacon

トップ下・大迫が好機演出も、ケルンは終盤の失点で香川欠場のドルトとドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW大迫勇也はトップ下で先発した

[12.10 ブンデスリーガ第14節 ケルン1-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは10日、第14節2日目を行い、FW大迫勇也の所属するケルンはホームでドルトムントと対戦し、1-1で引き分けた。大迫は2トップのトップ下で先発し、フル出場。ドルトムントのMF香川真司は右足首痛の影響で3試合連続のベンチ外だった。

 先手を取ったのはホームのケルンだった。前半28分、右後方の位置でFKを獲得すると、MFヨナス・ヘクターが左足でゴール前に蹴り込み、フリーで走り込んだFWアルチョムス・ルドニェフスがヘディングシュートをゴール右隅に流し込んだ。

 5試合ぶりの先発となったルドニェフスは待望の今季初ゴール。この日、大迫がトップ下に位置したことでエースのFWアントニー・モデストと2トップを組んだ背番号9が結果を残した。

 1点リードで折り返した後半5分には大迫の長い距離のスルーパスにモデストが抜け出し、GKもかわして右足でシュートを打ったが、ゴール右へ外れる。追加点の絶好機を逃し、徐々にドルトムントに流れが傾いた。

 ドルトムントは後半29分、MFウスマン・デンベレのスルーパスに反応したMFマルコ・ロイスが右足を振り抜いたが、GKトーマス・ケスラーが鋭い反応でセーブ。同30分からはFWアドリアン・ラモスを投入し、前線の枚数を増やすと、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 後半45分、デンベレのスルーパスから右サイドのスペースに飛び出したラモスがマイナスのクロス。これをロイスが右足ダイレクトでゴール右隅に流し込み、1-1の同点に追いついた。ドルトムントは連勝を逃すも、からくも勝ち点1を獲得。一方のケルンは終了間際の失点で3試合勝ちなし(2分1敗)となった。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP