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セビージャ清武弘嗣が移籍報道に言及…出場機会が得られない現状への思いとは?

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清武弘嗣が自身の移籍報道に関して言及した

 セビージャに所属する日本代表MFの清武弘嗣が自身の移籍報道に関して言及した。

 清武は今夏、ハノーファーからセビージャへ加入。ヨーロッパリーグ3連覇を達成しているビッグクラブへ加わったことで大きな注目を集めた。ケガで多少の出遅れがあったものの、リーガ開幕戦のエスパニョール戦でゴールを決めるなど、順調な滑り出しを見せていた。

 しかし、サミル・ナスリを筆頭とする強力なライバルたちとのポジション争いで後塵を拝し、最近は満足な出場機会を得られていない。

 また、セビージャは1月の移籍市場でストライカーの補強を目指している。筆頭候補として名前が挙がっているのが、EU圏外のプレーヤーにあたるミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカだ。現在、セビージャのEU圏外枠は清武、ガンソ、マリアーノの3人で埋まっているため、最も出場機会の少ない清武がその兼ね合いから放出されるのではないかと考えられている。

 清武は移籍報道に関して「今はまだこのチームの一員ですし、しっかりと(年内の)試合を戦っていければいいかなと思います。すごくいいチームにいるので」と言及。出場機会が得られるチームからオファーが来たらどうか、という問いには「契約もありますし、僕はまだ何とも言えないこと」と前置きしつつ「日々揉まれていい練習ができていると感じています。10月、11月も試合に出ていない中で代表に呼ばれましたけど、そこまで悪くはなかったと思う。このままやり続けてもいいのかなというようには思います」と現在の心境を語った。

 残りの試合へ向けて全力で取り組み「そこをしっかりやってからかな」と話す清武。まずはセビージャで戦い続け、活路を見出していく。

取材=元川悦子 文=Goal編集部

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