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レアル相手に善戦した常勝軍団・鹿島、石井監督「このレベルを維持して向上したい」

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[12.18 クラブW杯決勝 R・マドリー4-2(延長)鹿島 横浜]

 あと一歩及ばなかった。FIFAクラブワールドカップ2016の決勝で、開催国代表の鹿島アントラーズは、欧州代表のレアル・マドリーと対戦。先制を許すもMF柴崎岳の2ゴールで逆転に成功したが、延長前半にFWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールで力尽き、2-4で敗れた。

 試合後のテレビインタビューに応えた石井正忠監督は、「レアル・マドリーに対して、自分たちの戦い方をしっかりしたので、120分戦ってくれた選手に本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と、欧州王者を本気にさせた選手たちを称えた。

 決勝では敗れたが、南米王者のアトレティコ・ナシオナルに快勝するなど健闘し、世界2位に輝いた。「そういう(通用した)部分もありました。でも、足りない部分もあったので、そこを反省しながら、今後自分たちのチームをどうすればいいのか、どこに向かっていけばいいのか考えたい。このレベルを落とすことなく、どんどん自分たちを向上させたい」。今大会で日本の力を世界に示した常勝軍団・鹿島。この経験をいかして今後のJリーグを、日本サッカーを引っ張っていく。

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