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S・ラモスが鹿島撃破に水を差すハメスの“KY発言”を批判「そんなことを言う日ではない」

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ハメスの個人的な発言を批判した主将DFセルヒオ・ラモス(中央)

 レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスがMFハメス・ロドリゲスのクラブW杯決勝後の発言に嫌悪感を示している。英『メトロ』が伝えた。

 レアルは18日、クラブW杯決勝で鹿島アントラーズを延長戦の末に4-2で下し、2年ぶり2度目の優勝を達成。ハメスは準決勝のクラブ・アメリカ戦(2-0)で途中出場からFWクリスティアーノ・ロナウドの追加点をアシストしていたが、同じくベンチスタートとなった決勝では最後までジネディーヌ・ジダン監督から声がかからず。ベンチからチームの優勝を見届けた背番号10は、この試合だけでなく、今季を通して出番が少ないことにフラストレーションを溜めていたようだ。

 ハメスは試合終了後、「冬の移籍市場のあとにレアルに残っているとは保証できない。いくつかオファーももらっている。7日の間にじっくり考えたい」と1月での退団を示唆した。同紙によると、ハメスにはチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド行きの噂が流れているという。

 だが、キャプテンのS・ラモスは、チーム全体で優勝を祝うはずの場で放ったハメスの発言を批判。「今日は個人的なことを言う日ではない。僕は彼のことを高く評価している。残ってくれればと思うけど…。だけど今日はそういった他のことを考える日じゃなかったはずだ」と、適切なタイミングではなかったと指摘した。


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