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浦和MF阿部、「結果がすべての世界」と悔しさ滲ませつつ…

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ベストイレブンに輝いた浦和レッズMF阿部勇樹

 1年間で積み上げた勝ち点は74。年間勝ち点1位となった浦和レッズだったが、チャンピオンシップで鹿島に敗れ、リーグタイトルを逃すことになった――。

 20日に行われた「2016 Jリーグアウォーズ」で発表されたベストイレブンにはGK西川周作、DF槙野智章、MF阿部勇樹、MF柏木陽介と最多となる4人が選出された。

 4回目の受賞となった阿部はシーズンを振り返り、「チームとして、やはり最後のチャンピオンシップで負けてしまったのが非常に悔しい思いでしたが、決して悪いシーズンではなかった」と語りつつも、「でも結果がすべての世界なので、やはり最後に勝って終わるのがベストだったと思う」と悔しさを覗かせた。

 来季は1シーズン制に戻る。阿部は「今年の勝ち点を抜いて、年間1位になれるように頑張りたい」とリーグ制覇を誓い、西川も「年々勝ち点も増えているし、間違いなく自分たちはいい方向に向かっていると思うので、これをベースにもっといい結果を求めてやっていきたい」と意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)

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