beacon

高徳が本職右SBで10戦ぶり先発、HSVが逃げ切りシャルケ下す

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF酒井高徳のキャプテン就任後、3勝目を飾った

[12.20 ブンデスリーガ第16節 ハンブルガーSV2-1シャルケ]

 ブンデスリーガは20日、第16節1日目を行い、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVはホームでDF内田篤人所属のシャルケと対戦し、2-1で勝利した。ボランチでの起用が続いていた酒井は本職の右サイドバックで先発フル出場。2試合ぶりの勝ち点3獲得に貢献し、キャプテン就任後3勝目を飾った。内田はメンバー外だった。

 前節のマインツ戦(1-3)も後半26分から右サイドバックでプレーした酒井だが、本職での先発は10月1日のヘルタ・ベルリン戦(0-2)以来、10試合ぶり。キャプテン就任後、5試合目で初黒星を喫したマインツ戦から中2日でしっかり立て直し、連敗を免れた。

 ハンブルガーSVは後半16分、MFフィリップ・コスティッチのスルーパスに抜け出したMFニコライ・ミュラーが左足で先制点。同30分には左サイドからドリブルでPA内に切れ込んだコスティッチがDFティロ・ケーラーに倒され、PKを獲得するが、DFヨハン・ジュルーのキックはGKラルフ・フェーマンに阻まれ、絶好のチャンスを逃した。

 それでも後半37分、自陣からミュラーがロングフィードを送ると、FWボビー・ウッドが抜け出し、右サイドからドリブルでPA内に進入。鋭い切り返しで左足に持ち替え、追加点を奪った。

 2点ビハインドとなったシャルケも攻勢を強め、後半45分、左サイドをDFアブドゥル・ラフマン・ババが持ち上がり、酒井を振り切って中央に折り返す。FWドニス・アフディヤイが左足ボレーで合わせ、1点を返したが、反撃もここまで。シャルケは2試合ぶりの黒星で4戦勝ちなし(1分3敗)となった。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP