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長谷部は4戦ぶりに本職ボランチで先発、フランクフルトが10人のマインツに快勝

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フランクフルトは3発快勝で16年最終戦を締めくくった

[12.20 ブンデスリーガ第16節 フランクフルト3-0マインツ]

 ブンデスリーガは20日、第16節1日目を行い、MF長谷部誠の所属するフランクフルトはホームでFW武藤嘉紀所属のマインツと対戦し、3-0で快勝した。長谷部は4試合ぶりにダブルボランチの一角で先発し、フル出場。右膝の負傷から復帰を目指す武藤は今節もメンバー外だった。

 今季は3バックのリベロを務めることが多い長谷部だが、前節のボルフスブルク戦(0-1)は3-5-2の右サイドハーフでフル出場。この日はチームが4バックを採用したこともあり、11月26日のドルトムント戦(2-1)以来、4試合ぶりに本職のボランチで先発した。

 フランクフルトは前半18分、自陣からのDFダビド・アブラムのロングフィードにFWブラニミール・フルゴタが反応。1本のパスでゴール前に抜け出し、GKとの1対1から冷静に左足で流し込んだ。

 先制後はマインツの反撃を受けたが、前半24分のCKのピンチはMFジャン・フィリップ・グバミンのヘディングシュートをGKルーカス・フラデツキーが鋭い反応で弾き出すなど、守護神が好セーブを連発。前半を1点リードで折り返した。

 マインツは後半10分、背後のスペースに抜け出そうとしたFWジョン・コルドバがアブラムと交錯し、転倒。すると立ち上がる際にアブラムを蹴ったと判断されたか、レッドカードを提示され、一発退場となった。

 厳しい判定だったが、これで数的優位に立ったフランクフルトが試合を優位に進め、後半30分に途中出場のMFアイメン・バルコックが追加点。同40分にもカウンターからバルコックのラストパスを受けたフルゴタが自身2点目となるダメ押しゴールを決め、3-0で快勝した。フランクフルトは4試合ぶりの白星。いい形で16年最終戦を締めくくり、ウィンターブレイクに入った。

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