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[コパ・デル・レイ]先発フル出場の清武も得点演出…セビージャ、2戦14発で5回戦へ

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[12.21 コパ・デル・レイ4回戦第2戦 セビージャ9-1フォルメンテラ]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の4回戦第2戦が21日に行われ、日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャがフォルメンテラ(4部)をホームに迎え、9-1の勝利を収めた。2試合合計14-2としたセビージャが5回戦に駒を進めている。清武は11月30日のコパ・デル・レイ4回戦第1戦以来、公式戦5試合ぶりに先発出場。アシストこそつかなかったものの得点を演出し、フル出場を果たした。

 第1戦で5-1の大勝を収めているセビージャ攻撃陣が、この日も爆発する。まずは前半14分、右サイドを突破したMFマティアス・クラネビッテルが送ったグラウンダーのクロスをゴール中央に走り込んだMFガンソが蹴り込んで先制に成功。さらに同22分には右サイドを駆け上がったFWウィサム・ベン・イェデルのラストパからFWルシアーノ・ビエットがネットを揺らし、リードを2点差に広げた。

 攻撃の手を緩めないセビージャは前半24分に清武が蹴り出したCKをニアサイドのビエットがヘッドで合わせると、ファーサイドに流れたボールをベン・イェデルが決めて3点目を記録し、同27分には右サイドから送られたクロスの流れから最後はMFパブロ・サラビアが蹴り込んで4点目。さらに同43分と同45分にはビエットがゴールを陥れて前半だけでハットトリックを達成し、6-0として前半を折り返した。

 大量リードを奪って後半を迎えたセビージャは後半10分に素早いパス回しから相手守備陣を崩すと、スルーパスに反応してPA内に進入したサラビアのラストパスをベン・イェデルが決めて7点目。同16分にフォルメンテラに1点を返されたものの、同32分にガンソとのパス交換から右サイドを突破した清武が折り返すと、ベン・イェデルが合わせたシュートのこぼれ球をサラビアが押し込んで8点目を記録する。さらに同43分にはベン・イェデルがハットトリックとなるゴールを決め、セビージャが9-1で大勝した。


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