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清武をめぐりデポルティボとヘルタが争奪戦か…レンタルなら国内移籍が濃厚に

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移籍が噂されるMF清武弘嗣

 セビージャMF清武弘嗣をめぐり、デポルティボヘルタ・ベルリンが争奪戦を繰り広げることになりそうだ。地元メディア『エスタディオ・デポルティボ』が伝えている。

 リーガエスパニョーラ開幕時にはスタメンに名を連ねた清武だが、徐々にホルヘ・サンパオリ監督の構想から外れていった。21日に行われたコパ・デル・レイ4回戦セカンドレグのフォルメンテラ戦(9-1)では久々に先発フル出場を果たしたが、際立った活躍を見せるには至っていない。

 そのような状況で、清武の1月の移籍の可能性が盛んに取りざたされている。EU圏外枠を占める日本代表MFが放出候補になっているのは周知の事実となりつつあるが、この才能豊かなプレーヤーに対するオファーが絶えることはない。

 以前から伝えられたデポルティボの関心に加え、最近のドイツ『キッカー』の報道ではヘルタ・ベルリンが清武に興味を抱いているという。ヘルタはこの夏にも清武獲得に動いていたとされるが、最終的に彼を射止めたのはセビージャだった。

 セビージャは清武の放出に関して、あるジレンマを抱えている。それは完全移籍かレンタル移籍で放出するかどうか、である。レンタルで手放す場合、後々セビージャに復帰することを視野に入れてスペイン国内への移籍を優先させる考えのようだ。

 いずれにせよ、清武が放出候補の一人であることは変わらない。縦への推進力があり、技術に優れ、正確なプレースキックを武器とする日本人MFだが、この冬にセビージャを離れる可能性は消えていない。

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