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横浜FM、雑音吹き飛ばす劇的勝利「強いマリノスを取り戻すためにタイトルを」

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[12.24 天皇杯準々決勝 横浜FM2-1G大阪 日産ス]

 横浜F・マリノスのイレブンは必死に勝利だけを目指していた。そして終盤に同点とされて迎えた後半アディショナルタイム6分、MF天野純の劇的弾によって、3年ぶりとなる4強進出を手繰り寄せた。

 今オフ、横浜FMを巡っては、主力選手の去就なども含め、様々な報道が周囲を騒がせている。実際、動揺は目に分かるほど広がっており、イレブンもそれを隠そうとはしない。

 決勝点を奪った天野は「いろんな噂が出てきて、チーム全体のモチベーションが高くはないと思う」と素直に認める。それでも決勝点を決めたあとは、すぐにベンチ方向に向かうなど、必死にチームに団結を生み出そう努力した。試合後は「みんなで喜びを分かち合いたかった。それを実行できたのは嬉しいです」と笑顔を作った。

 GK榎本哲也は練習試合もない調整方法に不安があったと明かす。実際試合に入ると「フワフワしていた」といい、後半10分にはクリアミスから相手FW倉田秋にプレゼントパスを出してしまった。「まさか来るとは思ってなかったんじゃないですか」と振り返るように倉田のミスに助けられたプレーだったが、試合勘のなさを露呈した。

 ただそんな難しい試合をものにしたことに価値があると説くのはFW齋藤学だ。齋藤は先制点のPKを決めたほか、得意のドリブル突破で相手の脅威になり続けていた。「すごい成長を感じる試合だった」と守備陣の奮闘、チームの団結を勝因に挙げた26歳は、「強いマリノスを取り戻すために、タイトルを獲りにいきたい」と力強く宣言。周囲の雑音は結果で吹き飛ばす。


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