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ビルバオの21歳DFジェライが精巣がん、27日に手術へ

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精巣がんで手術を受けることになったジェライ・アルバレス

 ビルバオDFジェライ・アルバレスが精巣がんを患い、手術を受けることになった。

 冬のバケーションを過ごすアスレティックに衝撃が走った。将来を嘱望される若手DFが、がんを患っていると判明したのである。

 ビルバオのホス・ウルティア会長とクラブの医療担当は、23日に緊急会見を開き、ジェライの状態について説明。ウルティア会長は、次のように語っている。

「ジェライが精巣がんを患っていると判明した。彼と話をしたが、力強さや成熟を感じた。我々は彼のそばにいるし、一人になど絶対にしない」

 またビルバオの医療担当は、「彼は右の睾丸にがんがあり、それを除去しなければならない。最初の検査結果は楽観的なものではあったが、今後さらなる検査が必要だ。そして27日に手術を受けることになる」とコメント。この会見後、スペインではソーシャルネットワークを中心にして、ジェライを激励するメッセージがあふれることになった。

 来年1月に22歳となるジェライは、2016年夏にアスレティックのトップチームに昇格。今季公式戦では17試合に出場するなど、ビルバオの将来を担うセンターバックとされている。

 なおジェライは「皆のメッセージに感謝をする。すべてがうまくいくと思っているし、より強くなって戻ってきたい」と、難病を克服する意志を示している。

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