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FC東京GK榎本達也が現役引退…20年のプロ生活に「後悔はありません」

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現役を引退する榎本達也

 FC東京は25日、今季をもってGK榎本達也が現役を引退することを発表した。

 浦和学院高から1997年に横浜F・マリノスに加入し、2003、04年と横浜FMで2度のリーグ戦年間王者を経験、優勝した01年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)ではMVPにも輝いた。その後、ヴィッセル神戸徳島ヴォルティス栃木SCでプレーし、昨年にFC東京に加入した。ここまでJ1リーグ通算で223試合、J2リーグ通算で60試合に出場している。

 クラブを通じて榎本は、「プロサッカー選手として20年間、このたび現役を引退する決意をしました。今となってこの20年を振り返ると、はっきり言って後悔ばかりです。それでもリーグ優勝やナビスコ杯MVPなど、本当に素晴らしい経験もさせていただきました。1日1日を真摯にサッカーに向き合って取り組んできたことに後悔はありません」。

 引退後は普及部コーチに就任することが決まっている。「来シーズンからは指導者として、新しいスタートを切ります。そのスタートをFC東京で始められることはとてもうれしく、光栄に思っています。選手生活同様に指導者としても『日進月歩』の精神で、東京のみなさんとともに歩んでいきたいと思います」と新しいチャレンジに思いを馳せた。

 以下、クラブ発表のプロフィール

●GK榎本達也
(えのもと・たつや)
■生年月日
1979年3月16日
■出身
東京都練馬区
■身長/体重
190cm/82kg
■血液型
O型
■経歴
蕨市立二中-浦和学院高-横浜FM-神戸-徳島-栃木
■代表歴
1998年:U-19日本代表(AFCユース選手権カタール大会準優勝)
1998年:U-23日本代表(アジア競技大会バンコク大会)
1999年:U-20日本代表(FIFAワールドユース選手権準優勝)
■通算出場記録
J1リーグ戦:223試合
J2リーグ戦:60試合
J3リーグ戦:7試合
カップ戦:43試合
天皇杯:10試合
ACL:7試合


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