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なでしこ高倉監督、U-20女子代表杉田らの招集示唆「ここからがサバイバル」

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INAC神戸のMF杉田妃和

[12.25 皇后杯決勝 新潟L0-0(PK4-5)I神戸 フクアリ]

 日本女子代表(なでしこジャパン)の高倉麻子監督が、25日に行われたINAC神戸レオネッサアルビレックス新潟レディースの皇后杯決勝を観戦した。高倉監督は「お互いにいいところを出しながら戦っていた」とPK戦までを戦い終えた両軍の健闘を称えた。

 来年のなでしこジャパンは、1月に都内で行うトレーニングキャンプで始動する。「少し多め呼ぶことになる」と話した高倉監督は、11月にパプアニューギニアで行われたU-20女子W杯に出場したメンバーからの招集を示唆。この日の決勝にも出場したMF杉田妃和らが候補になるが、「ここからが本当の意味でのサバイバル。戦っていくメンバーだけが残っていくと思う」と競争意識を促したい考えを明かした。

 今年の女子サッカーは3月のリオデジャネイロ五輪出場権獲得失敗に始まり、なでしこリーグでは岡山湯郷belleの混乱と悪いニュースが続いている。かつてMF宮間あやが「女子サッカーをブームではなく、文化にしたい」と話していたが、正念場を迎えていることは間違いない。女子サッカーの未来を左右しかねない時期だけに、今後の方針は重要になる。

 再び世界で対等に戦うことを念頭に置く高倉監督は、U-20女子W杯を観戦して、世界で勝つために絶対に必要なものを強く感じたという。「日本人には爆発的なパワーがない分、個の強さが必要」と説くと、「日本の良さである組織はまだまだ研ぎ澄まさないといけない。技術的な部分もそうですけど、上げていかないと世界一は遠い」と力説した。

(取材・文 児玉幸洋)
●第38回皇后杯特設ページ

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