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チーム紹介:松山北高(愛媛)

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第95回全国高校サッカー選手権

松山北高(愛媛)

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▼全国大会日程
2回戦 0-2 遠野高(岩手)
■出場回数
2年ぶり5回目
■過去の最高成績
2回戦敗退(62、08年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場2回
■監督
渡部晃久
■主将
DF黒河友貴
■今季成績
[総体](県準優勝)
決勝 2-2(PK3-4)松山工高
[リーグ戦]
県1部リーグ6位(8勝7敗)※途中経過
[新人戦]
県3位
■予選成績
2回戦 4-2 新田高
準々決勝 4-0 今治工高
準決勝 2-1 帝京五高
決勝 4-2(延長)松山工高
■都道府県予選決勝布陣&レポート
[4-4-2]
  三宅克紀 串部太一
稲井雄大     中野潤平
  福田祐真 亀山師温
徳永大造     黒田琉晟
  中村柊太 黒河友貴
    吉良義晃
[レポート]
 県総体決勝と同カードとなった松山工高との決勝戦は開始1分にスコアが動く。左サイドから仕掛けたFW三宅克紀のクロスが松山工DFのオウンゴールを誘い、松山北が先制。松山工もサイド攻撃から決定機を作り出す。松山工は注目CB志摩奎人が足を痛めて途中交代するアクシデントがあったものの後半21分、MF大木秀仁のループパスから抜け出したFW向井和哉が右足で同点ゴール。だが、松山北は32分、右CK後の混戦から最後はFW串部太一が足を攣らせながら右足シュートをねじ込んで2-1。松山工もその3分後、FW石井隆之介のラストパスを大木が足裏シュートでゴールへ沈めて同点に追いついた。2-2で突入した延長前半、決定機がポストに阻まれた松山工に対し、松山北は10分、カウンターからFW友近圭貴がDFラインの背後へ入れたパスで抜け出したMF稲井雄大が右足で勝ち越しゴール。さらに後半5分にはインターセプトから稲井のパスで抜け出した三宅が左足で決めて松山北が夏の雪辱勝利を果たした。

■チーム紹介
2人だけの3年生と1、2年生たちの挑戦
 松山市にある公立の進学校。08年度の全国高校選手権に46年ぶりに出場すると、翌09年度、14年度にも愛媛制覇。今回、5回目となる全国大会に臨む。例年、夏の総体後に3年生の多くが引退。今年残った3年生はMF稲井雄大とFW串部太一の2人だけだった。だが、2人の3年生と1、2年生たちが県予選で快進撃。決勝へ進出すると、総体予選決勝で敗れている松山工高に延長戦の末、雪辱した。それも稲井、串部の2人がゴールを決めての勝利。全国大会でも2人を中心に全力で勝利を目指す。
 相手の背後を狙う1年生の10番FW三宅克紀と串部の2トップをMF福田祐真や稲井ら中盤がシンプルに活用して起点を作り、そこからの崩しで得点を奪う。2年生の主将、CB黒河友貴や父が南宇和高で全国制覇している右SB黒田琉晟らDF陣の我慢強い守りも特長だ。選手権全国大会は62年度の1回戦で小田原高(神奈川)に抽選勝ちしたのが唯一の“1勝”。「今年のチームは技術的にはまだまだ低いので、チーム一体となって、松北の一体感で1勝を取りに行きたい」(黒河)という松山北が全員で1勝を果たす。
■編集部イチオシ選手
期待のルーキー、10番背負って全国初挑戦
FW三宅克紀(1年)
「松北のスーパールーキー。抜群のテクニックで相手の逆を取ってゴールを生み出す」
■注目選手
MF稲井雄大(3年)
└愛媛MVP。正確なキックが武器。FW串部太一と2人だけの3年生でチームを牽引。
MF福田祐真(2年)
└判断力高く、クレバーなボランチ。

■過去の全国大会成績
【14年度 第93回(1回戦敗退)】
1回戦 2-3 矢板中央高(栃木)
【09年度 第88回(1回戦敗退)】
1回戦 1-4 尚志高(福島)
【08年度 第87回(2回戦敗退)】
2回戦 1-7 國學院久我山高(東京B)
【62年度 第41回(2回戦敗退)】
1回戦 1-1(抽選勝利)小田原高(神奈川)
2回戦 0-6 藤枝東高(静岡)

■登録メンバーリスト
▼GK
1益田昂治
17吉良義晃
25土田崚雅
▼DF
2黒田琉晟
3林伸樹
4黒河友貴
5徳永大造
13中村柊太
20日野凌我
21家高航平
22戸田康生
23串部敦郎
28近藤佑哉
29門屋駿太郎
▼MF
6亀山師温
7福田祐真
8稲井雄大
9中野潤平
11友近圭貴
14山本航己
15八木亮輔
19山内蒼太
26植村祥太
27山口大源
30永井天馬
▼FW
10三宅克紀
12串部太一
16小野竜士
18竹村亮太
24溝田響

▼関連リンク
【特設】高校選手権2016
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2016

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