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世界最高年俸49億円で中国移籍のテベス、サッカー界の爆買いを非難していた過去も

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過去にサッカー界における爆買いを非難する発言をしていたFWカルロス・テベス

 中国スーパーリーグの上海申花に、4000万ユーロ(約49億円)という世界最高年俸の条件で加入したFWカルロス・テベスだが、2010年にはサッカー界における爆買いを非難する発言をしていた。複数のメディアが指摘している。

 元アルゼンチン代表テベスは中国リーグの上海申花に2年契約で加入することが決定した。2年間で8000万ユーロ(約98億円)という破格の条件は、世界最高額となる。

 しかし過去には、選手の移籍とともに巨額のマネーが動くことに対して、不信感を募らせていたこともある。2010年、アルゼンチンメディア『Tyc Sports』から受けたインタビューで、テベスはそのような環境でサッカーを続けていく意欲を失っていると告白している。

「プレーを続ける意欲をなくした。サッカーやサッカー界を取り巻く人々に嫌気が差している。莫大なマネーが絡んでいて、もう嫌だ」

 この発言から、2015年にユベントスから愛する故郷のボカ・ジュニアーズへ移籍を決断したのも、お金より古巣への愛が勝ったためと、好意的に受け入れられていた。

 しかし今回、中国スーパーリーグからの巨額のオファーを受け入れ、「ボカ愛」よりも「中国マネー」を選んだことにより、過去の発言と矛盾する決断となった。
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