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岡崎、途中出場で大晦日ゴールならず…レスターは16年を白星で終える

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[12.31 プレミアリーグ第18節 レスター・シティ1-0ウエスト・ハム]

 プレミアリーグは12月31日に第18節を行った。FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームでウエスト・ハムと対戦し、1-0で勝利した。ベンチスタートとなった岡崎は、後半35分からの出場となったが、“大晦日”ゴールとはならなかった。

 レスターは3試合の出場停止処分を受けているFWジェイミー・バーディが引き続き欠場。岡崎が先発かと思われたが、MFリヤド・マフレズがFWイスラム・スリマニと2トップを組んだ。また、出場停止明けのDFロベルト・フートとMFダニー・ドリンクウォーターも先発復帰を果たしている。

 開幕からアウェー戦で未勝利と苦しいシーズンとなっているレスターは、2016年最後の試合を勝利で終えたいところ。開始からマフレズが左足で強烈なシュートを浴びせ、前半4分にはMFマーク・オルブライトンの右クロスからスリマニが左ポスト直撃のヘディングシュートを放つなど、積極的な入りを見せると、同21分に先制点を挙げる。

 レスターはDFダニー・シンプソンの縦パスを受けたMFダニー・ドリンクウォーターが右に叩くと、オルブライトンがダイレクトでアウトスイングの絶妙なクロスを供給。GKとDFの間を抜けたボールをスリマニが頭で合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

 その後は、オープンな展開となる。ウエスト・ハムは前半41分、左サイドからDFアーロン・クレスウェルがクロスを送ると、FWミカイル・アントニオが左足ボレーで合わせるもクロスバー直撃。同45分にはMFディミトリ・ペイェのFKがゴール右下に飛ぶも、GKカスパー・シュマイケルのファインセーブに阻まれる。レスターも同アディショナルタイム1分にFKを獲得し、マフレズが左足から強烈なシュートを放つも、GKダレン・ランドルフの横っ飛びセーブに防がれた。

 後半はウエスト・ハムのペースだった。同22分、右45度の位置でFKを獲得し、クレスウェルが地を這うシュートを放つと、DFベン・チルウェルが触ってコースが変わったもGKシュマイケルがしっかり対応。同40分には、左サイドからクレスウェルがクロスを上げ、FWアンディ・キャロルが頭で合わせたが、わずかにゴール右に外れた。

 劣勢のレスターは後半35分に岡崎、38分にFWレオナルド・ウジョアを送り込み、追加点を狙いにいく。同アディショナルタイム2分には、オルブライトンの鋭い縦パスをPA右角あたりで岡崎が受けると、巧みなボールコントロールから左足を振り抜くもDFのブロックに阻まれる。それでも虎の子の1点を守り抜き、今季初のウノゼロ勝利。レスターが4試合ぶりの白星で2016年を終えた。


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