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[MOM2009]佐賀東GK中島豊輝(3年)_「体が勝手に反応した」PKストップで快勝引き寄せた守護神

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「シュートストップもいい」と指揮官から高評価を受ける佐賀東高GK中島豊輝

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.2 全国高校選手権2回戦 鵬学園高0-4佐賀東高 柏の葉]

 後半の大量4ゴールで大勝を飾った佐賀東高(佐賀)。前半には指揮官も「すごく大きかった」という、守護神のビッグプレーがあった。

 前半17分、鵬学園高(石川)のMF越田瞬(3年)が、ピッチを横切るようにドリブルを開始。ペナルティエリアに侵入されたところで、佐賀東DFが越田を倒してしまう。笛を吹いた主審は、ペルナルティスポットを指した。佐賀東の蒲原晶昭監督は「9番の選手がドリブルで来たのに対し、簡単にいってしまってPKになってしまった」と対応のまずさを指摘する。

 それでも、佐賀東にはGK中島豊輝(3年)がいた。北信越選抜にも名を連ねるMF千葉東泰共(3年)のシュートを、ピシャリと止めてみせた。

 このピンチをしのいで前半を失点「0」で終えたことで、佐賀東は後半の4ゴールにつなぐことができたという。「前半が終わったときに、監督から『後ろのほうは粘ってるんだから、前も結果を出してこい』と言われました」。そうハッパをかけられた1トップのFW中里知己(2年)は、先制点を含む2ゴールを挙げる活躍を見せた。

「高校生なので、点が入った入らなかったはすごく大きいと思う。PKが入っていたら、逆の展開になっていたことも充分考えられる」と蒲原監督は守護神の活躍に目を細めた。

 佐賀県大会決勝でのPK戦に続くPKストップ。しかし、殊勲のGKは「得意というわけではないです」。鵬学園のPKに関する情報が「まったくなかった」という守護神は、「体が勝手に反応した」と笑顔を見せた。

 佐賀東の選手権での最高成績は2回戦。先輩たちが過去5度にわたって涙をのんできた壁を越えた。「目標はベスト4です。佐賀県勢がまだいっていないので」。埼玉スタジアムでの準決勝まであと2勝。明日3日の3回戦では、滝川二高(兵庫)と対戦する。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 奥山典幸)

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