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中国の“爆買い”連発か…ゼニト退団が有力のビツェルに中国行きのうわさが急浮上

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ゼニトのベルギー代表MFアクセル・ビツェル(左)に中国行きの話が急浮上

 ロシアリーグのゼニトに所属するベルギー代表MFアクセル・ビツェルにはユベントスへの移籍話が浮上していたが、ここに来て上海SIPGへの移籍が秒読み段階になっていることが明らかになった。イタリアの『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ビツェルは2017年夏にゼニトとの契約が切れるため、来夏にはフリーでの移籍が可能となる。ユベントスはすでにビツェル獲得に向けて動いているとされていたが、かつてゼニトで指揮していたアンドレ・ビラス・ボアスが上海SIPGにビツェルを招き入れようと働き掛けている模様。

 契約期間を半年残しているゼニトとしても、契約満了前の現時点で売却したほうが移籍金が発生するためクラブ収入になると見ているようで、あとはビツェルが中国行きを判断するかどうかがポイントとなるようだ。報道によるとビツェルには年間1800万ユーロ(約22億円)のサラリーで4年契約が提示されているという。

 現在27歳のビツェルはスタンダール・リエージュ育ちで、2011年にベンフィカへ移籍し、ヨーロッパのビッグクラブが注目するMFとなり、2012年からはゼニトへ新天地を求めていた。中国リーグは“爆買い”が続いており、2017年からはオスカルカルロス・テベスなどがプレーすることになっている。ビツェルもそれに続くのか、今後もその動向から目が離せない。
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