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駒澤大高が4発圧勝で2大会連続の8強! 東福岡と正智深谷も快勝、前橋育英高は“虎”の子1点守る:3回戦第1試合

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4発のゴールラッシュで2大会連続の8強進出を果たした駒澤大高(東京A)

 第95回全国高校サッカー選手権は3日、各地で3回戦の第1試合を行った。

 前回王者の東福岡高(福岡)は等々力陸上競技場で鹿児島城西高(鹿児島)と対戦。前半2分のFW藤井一輝(3年)の先制ゴール以降は1-0の時間が続いたが、後半36分にMF濱田照平(3年)、同アディショナルタイム4分にFW佐藤凌我(3年)が決めて突き放し、3-0の勝利を収めた。

 浦和駒場スタジアムでは創造学園高(長野)と正智深谷高(埼玉)が対戦。正智深谷は前半19分にMF鈴木涼太(3年)が決めて先制すると、同アディショナルタイム1分にMF小山開喜(3年)がネットを揺らし、2点リードで前半を折り返す。後半40分にはFW梶谷政仁(2年)がダメ押しの3点目を奪い、初のベスト8進出を果たした。

 2回戦で優勝候補の市立船橋高(千葉)を破った“タイガー軍団”前橋育英高(群馬)は、フクダ電子アリーナで遠野高(岩手)と対決。前半2分にDF角田涼太朗(2年)が均衡を破ると、その後はゴールの遠い展開となったが、虎の子の1点を守り切り、3大会連続で準々決勝に駒を進めた。

 駒沢陸上競技場では、山梨学院高(山梨)と駒澤大高(東京A)が対戦した。駒澤大高は前半7分にDF村上哲(3年)、同17分にMF矢崎一輝(3年)、同19分にMF西田直也(2年)と立て続けに得点が生まれ、序盤からワンサイドゲームに。後半13分にはDF高橋勇夢(3年)が4点目を挙げ、4-0の快勝で2大会連続の8強入りを決めた。

 なお、準々決勝は1月5日に行われる。

以下、3回戦第1試合の結果

【3回戦】
(1月3日)
[等々力陸上競技場]
東福岡高 3-0 鹿児島城西高
[東]藤井一輝(2分)、濱田照平(76分)、佐藤凌我(80分+4)

[浦和駒場スタジアム]
創造学園高 0-3 正智深谷高 [浦和駒場]
[正]鈴木涼太(19分)、小山開喜(40分+1)、梶谷政仁(80分)

[フクダ電子アリーナ]
前橋育英高 1-0 遠野高
[前]角田涼太朗(2分)

[駒沢陸上競技場]
山梨学院高 0-4 駒澤大高 [駒沢]
[駒]村上哲(7分)、矢崎一輝(17分)、西田直也(19分)、高橋勇夢(53分)

(写真協力『高校サッカー年鑑』)
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