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ミランCEO、移籍が噂される本田圭佑に残留を求める方針か…伊紙記者が明かす

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MF本田圭佑

 日本代表のMF本田圭佑ミランの3選手が今冬の移籍市場で放出されない見込みであると、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のアレッサンドラ・ゴッツィーニ記者が明かしている。

 出場機会の少なかった本田、DFダビデ・カラブリアに加え、ビンチェンツォ・モンテッラ監督が主軸として成長を望む若手のFWエムバイェ・ニアンについて、アドリアーノ・ガリアーニCEOは、チームに残留し、後半戦こそはピッチで期待に答えてくれるよう呼びかけることに考えを固めているという。

 本田を含めた3選手を売却した場合、総額2000万ユーロ(約25億円)の売上が試算されるという。12月に予定されていた中国グループへ売却手続きが遅れたため、厳しい財政事情となっている今冬の移籍市場で何らかの足しになるはずだ。それでもこの3選手については、ミランに売却の意図はないという。

 本田に関しては、2014年にCSKAモスクワから移籍金ゼロで加入したのち、最初のシーズンは7試合に出場し6ゴールを挙げる活躍を見せた。昨シーズンもレギュラーに定着していただけに、今シーズンはわずか96分と出場機会が限られており、判断を下す前にもう少し猶予を与えるべきとの見方のようだ。

 今冬の移籍市場において、本田はMLSへの移籍が噂されるなど情報が錯綜している。ガリアーニCEOと本田の間で直接、去就についての面談が行われるとの報道もある。今後の動向は注目されるところだ。

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