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昨年のリベンジならず…G大阪内定の東福岡MF高江「次のステージで活かす」

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敗戦にMF高江麗央は涙にくれた

[1.5 全国高校選手権準々決勝 東福岡0-1東海大仰星]

 うつむきながらミックスゾーンに姿を見せた東福岡高(福岡)のMF高江麗央(3年、G大阪内定)は「悔しいです」と、消え入りそうな声で振り絞った。

「個人的には、去年の悔しい想いを晴らしたいと思っていた」。昨年度の選手権で優勝しながらも、高江は悔しさを抱えたまま大会を後にしていた。1回戦から準々決勝まで左サイドハーフとして先発していたが、準決勝と決勝ではベンチメンバーに。背番号11は今大会に懸けていた。

 高江だけでなく、チームとしてもタイトルにこだわった選手権だった。優勝候補と目された今夏のインターハイでは、2回戦で敗退している。「自分たちの代でまだタイトルを取っていないので、チャレンジャーという気持ちでこの大会に挑みました」。

 迎えた選手権準々決勝・東海大仰星高(大阪)戦。4-1-4-1のインサイドハーフで先発した高江は、長短を織り交ぜたパスでリズムをつくり、前半14分には左足で強烈なミドルシュートを放つなど、東福岡で危険な存在となっていた。チームとしてもボールを回していたが、チャンスらしいチャンスをつくることができないまま、最初の45分を終えた。「風上に立っているところから、ゴールに対する貪欲さが足りなかった。(惜しい)シュートが麗央の1本だけというのは残念だったと思います」と森重潤也監督は悔やんだ。

 前半はシュート0本だった東海大仰星が後半に入って徐々にチャンスをつくりはじめると、CKの流れから、DF吉田純平(3年)に決勝点を許した。「決められるところでしっかり決めておかないと、こういうことになる」と決定力不足を挙げた高江。指揮官も「決め切る決定力が今年のチームにはなかった」と敗因を分析した。

「ひとつひとつの質だったり、運動量を増やしていきたい」と最後の選手権で痛感した高江。「自分自身、課題が多く見つかったので、しっかり直して次のステージで活かしていこうと思います」と次のステージ=Jリーグで活かしていくつもりだ。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 奥山典幸)
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