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スペイン『マルカ』紙、アトレティコ戦の乾は「常に危険な存在だった」「ブルサリコの守備的な欠点を丸裸にした」

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エイバルのMF乾貴士

 7日のリーガ・エスパニョーラ第17節、エイバルは本拠地イプルアでのアトレティコ・マドリー戦に臨み、0-2で敗れた。しかしMF乾貴士のプレーは、スペインメディアの目にも留まるものだったようだ。

 この試合で先発出場を果たした乾は、積極果敢なドリブルによってエイバルの攻撃の起点に。対面するアトレティコの右サイドバック、DFシメ・ブルサリコはこの日本人MFのプレーにきりきり舞となり、シメオネ監督はハーフタイムに同選手を下げてDFフアンフランを投入している。

 スペイン『マルカ』のアトレティコセクション記者ルイス・アスナール氏は、紙面の採点(3点満点)で乾にMFペドロ・レオンとともにチーム最高タイとなる2点を付けた。そして寸評では「左サイドで常に危険な存在だった。途中交代」と記している。

 また同紙のアトレティコセクションのチーフ、アルベルト・バルベーロ氏が執筆した試合レポートでは、乾がブルサリコの守備的な問題を露呈させたとの見解が示された。

「ここ最近のブルサリコは良い仕事を見せていた。が、乾と対面した45分間では守備的な欠点を丸裸にされている。アトレティコのようなチームにおいて、そのような欠点が露呈されるなど一大事である。大病には荒療治を。ということで、ハーフタイム後にはフアンフランが投入されたのだった」

 クロアチア代表DFのブルサリコは昨夏、移籍金1600万ユーロでサッスオーロからアトレティコに加入。バルベーロ氏が「アトレティコ史上最高の右サイドバック」と形容するフアンフランと、ポジションを争うことが期待されている。

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